Q 業務プロセスを、どのように改善していくべきですか。
2026/01/30 更新
業務プロセス
(1)業務プロセスの改善は、無駄を無くし、付加価値の高い行動を増やすことです。
(2)まず、優先順位の低い行動をやめなければ、何もできません。することだけを増やしても意味はありません。
(3)次に、優先順位を決めるには、目的(ビジョン)が明確になっていることが必要です。
(4)何が正解かは分かりません。とりあえずやってみる。計測して変更することが必要です。
アジャイル手法、リーススタートアップの手法を取り入れる
(1)アジャイルでは、お客様のニーズを聞いて完璧を求めずに、とりあえずやってみる手法です。
(2)「医療業界に、建築業界にある〇〇の方法を取り入れれば画期的な商品ができるはず。」等の仮説を立てて、その仮説の効果測定のために試験的なチャレンジを行います。
(3)考えてから走るのではなく、走りながら考えます。商品化後にも改善策(こうしら良くなるのではないか、という仮説を)を、いくつもストックしておきます。
(4)議論して優先順位の高い改善策を試していきます。データに基づいた議論をします。複数の改善策・解決策のうち、No1、No2の案を次々に試して行きます。
(5)データに基づいて業務の良い、悪いを判断します。
参考
庄司啓太郎「結果が出る仕事のムダ取り 確実に生産性が上がる実践法リーンオペレーション」 17頁以下
業務の見える化、マニュアル化
(1)PDCAサイクルで改善をしていくにも、業務プロセスの見える化が必要です。
(2)行動のマニュアル化、標準化が必要です。仕事のクオリティーがバラバラでは、良い行動、悪い行動の議論ができません。
(3)「どんな行動をするべきか、というマニュアル作成」と、「マニュアルどおりできているか。」「そのマニュアルの内容がよのか。」という視点での議論が必要です。
業務改善のステップ
業務改善は、以下のステップで進んでいきます。
| 内容 | 具体的な方法 | |
| ビジョン | 企業の目的を確認する。何を削って、何を目指すのか確認する。 | |
| 可視化 | 業務の内容を見える化する。 | マニュアルの作成 業務一覧表を作成する。 業務フローを作る。 |
| 標準化 | 業務をこうするべき、という基準を作る。 | マニュアルの作成 |
| 単純化 | 業務を減らす。簡単にする。 | 無くす。 減らす。 業務をまとめる。 自動化する。外注する。 |
| 定着 | 業務のマニュアルを定着させる。 | 研修 個人の評価への反映 |
| 付加価値 | 付加価値の高い業務をプラスワンする。 |
参考
庄司啓太郎「結果が出る仕事のムダ取り 確実に生産性が上がる実践法リーンオペレーション」 79頁以下
単純化
以下の順番で効果が大きいので、以下の順番で改善策を検討します。
| (1)無くす。不採算の商品については、商品点数の削減、サービスの停止も検討します。 (2)減らす。会議の回数を減らす。資料作成を減らすことが考えられます。 (3)まとめる。各支部でやっていた業務を本部一括で行います。 (4)自動化する。外注する。自動化できるものや、外注できるものはこれを減らします。 |
参考
庄司啓太郎「結果が出る仕事のムダ取り 確実に生産性が上がる実践法リーンオペレーション」 117頁以下
付加価値
(1)業務プロセスの改善は、無駄を無くし、付加価値の高い行動を増やすことです。
(2)どんなお客様が、どんなときに利用するサービスなのかを考えて、そのお客様に最適のサービスを提供するという視点で、業務の必要と不要をわけて、他社との圧倒的な差別化を目指します。
(3)そのためには、どんな業務が不要で、どんな業務が必要なのかを洗い直します。






