【目標達成の技術】マイルールと習慣化
2024/12/29 更新
マイルール
(1)毎日の小さな目標を決めましょう。
(2)「誰が、どんなときに、どんなことをするのか。」を明確に決めましょう(シンプルであること)。
(3)1日できる目標の方がよいでしょう(難易度が高くないこと)。
例えば、「毎日、電話を10本かける。」でもかまいません。
「お客さんに、心をこめてメールを作る。」でもかまいません。
習慣化
(1)習慣とは、歯を磨くような意識なく行える行為です。
(2)何百回と繰り返せば、意識しなくてもできるようになります。
習慣の4段階
(1)習慣は繰り返した行為です。そして、人は、本来的な欲求(楽しいことをしたい。嫌なことから逃げたい。)にしたがって行動します。したがって、習慣は、欲望(感情)と結びついていいます。
(2)(習慣となる)行動は、以下の4つの段階を経ます。「きっかけ」 → 「欲求(感情)」 → 「反応」 → 「報酬」です。
きっかけ | 欲求(感情) | 反応(行動) | 報酬 | |
スマホ中毒 | スマホが鳴る | 友達からのメールが見たくなる | スハホを見る | 友達からのメールが見れる。 |
(理想的な)習慣を作る方法
(1)理想的な習慣を作るには、以下の工夫が考えられます。
①きっかけ → トリガーを明確にする。
②欲求(感情) → 魅力的にする。
③反応(行動) → 簡単にする。
④報酬 → 魅力的にする。
マイルールによる工夫
① 「誰が、どんなときに、どんなことをするのか。」を明確にして、トリガーを明確にします。
② 1日で終わる仕事にまで分解して、難易度を下げます。
③④ 目標を分けることで達成感(報酬)を作ります。小さくする
参考
オウェイン・サービスほか「根性論や意志力に頼らない 行動科学が教える 目標達成のルール」64頁以下
ジェームズ・クリアー (著),、牛原 眞弓 (訳)「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 」57頁以下