お電話での無料相談 (平日10時~18時) 06-6773-9114
LINE無料相談 無料相談予約

2024年4月「相続登記の義務化」で何が変わった?
いつまでに名義変更が必要?

【本記事の監修者】
弁護士 井上 正人(大阪弁護士会所属 / 登録番号:第43449号 / 弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表弁護士)
※本記事は、遺産分割・遺留分侵害額請求・相続放棄・不動産登記義務化等の相続実務経験に基づき、最新の民法および裁判所実務に沿ってわかりやすく解説しています。

これまで、不動産を相続した際の名義変更(相続登記)は長年にわたり任意とされてきました。しかし、所有者不明地問題の深刻化に伴い、法律が大きく改正されました。

2024年4月1日より相続登記が法的に義務化され、手続きを行わない場合にはペナルティが科されることになりました。ご自身の権利を守り、余計な負担を避けるためにも、新しいルールを正しく理解しておくことが重要です。

相続登記の義務化とは?基本ルールと期限を解説

Q 2024年4月の法改正で相続登記の期限はいつまでに変わりましたか?過ぎるとペナルティはありますか?
A 【法律の要点】不動産を相続したことおよび自分が相続人であることを知った日から3年以内に相続登記を申請することが法律で義務付けられました。正当な理由なく期限を過ぎて申請を怠った場合、10万円以下の過料が科されるリスクがあります。
【対策と注意点】この義務化は2024年4月1日より前に発生した過去の相続物件も対象となります。遺産分割協議が難航して3年以内の完了が難しい場合は、簡易的に義務を果たせる「相続人申告登記」の活用を検討し、早めに専門家である弁護士へご相談ください。

これまで放置されがちだった相続登記ですが、社会問題化している「所有者不明土地」を解消するため、2024年4月1日から義務化がスタートしました。

この法律改正は、2024年4月1日より前に発生した相続物件も対象となります。過去の相続であっても、この日以降に登記申請の期限がカウントされるケースがあるため、早めの確認が必要です。

期限は「相続を知った日」から3年以内

相続登記の申請期限は、原則として「不動産の所有者の死亡を知った日」および「自分が相続人であることを知った日」から3年間と定められています。

なお、遺産分割協議が難航している場合など、3年以内に登記が完了しない特別な事情があるケースも想定されます。その救済措置として、新設された「相続人申告登記」の制度を利用することで、期限内に簡易的な義務を果たすことが可能です。ただし、遺産分割がまとまった後には、改めて通常の相続登記を行う必要があるため注意しましょう。

2026年4月からは住所変更登記も義務化

不動産登記に関する法律の改正は、相続登記の義務化だけにとどまりません。2026年4月1日からは、住所や氏名が変わった際の変更登記も義務化されます。

引っ越しをしてから住所変更の登記を行わなかった場合、こちらもペナルティ(5万円以下の過料)の対象となります。日頃から登記情報の管理に気を配る必要があります。

放置は厳禁!正当な理由なき過料のリスクとデメリット

相続登記の義務化にともない、最も懸念されるのが「正当な理由なき場合の過料(10万円以下)」という金銭的なペナルティです。

裁判所が「正当な理由がない」と判断した場合、相続人の一人ひとりに過料が科される可能性があります。「手続きの仕方がわからない」「面倒くさい」といった理由は、法的な正当な理由としては認められません。

放置するほど手続きは複雑化する

過料のリスクだけでなく、相続登記を放置し続けること自体に大きなデメリットがあります。

  • 次の世代の相続が発生し、権利者がねずみ算式に増える
  • 相続人同士の連絡がつきにくくなり、話し合いがまとまらなくなる
  • 認知症の発症などで、遺産分割協議に参加できない人が出てくる

時間が経過すればするほど、書類集めや関係者の同意取り付けが極めて困難になり、専門家への依頼費用も高額になる傾向があります。

まとめ:早めの専門家相談でトラブルとペナルティを回避

2024年4月の相続登記義務化により、不動産の名義変更は「後回しにできる手続き」から「期限内に速やかに行うべき法的な義務」へと変わりました。

「何から手をつければいいかわからない」「遠方の実家の相続で困っている」「遺産分割で意見が対立している」といったお悩みをお持ちの方は、期限の3年が経過してしまう前に、相続問題に強い法律の専門家へご相談ください。適切なアドバイスとサポートを受けることで、過料のリスクや将来の大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

弁護士 井上正人

この記事の監修

弁護士 井上 正人
(いのうえ まさと)

大阪弁護士会所属(登録番号:43449)
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

この記事に関するご相談はこちら

専門の弁護士があなたのお悩みを
解決へ導きます。
まずはお気軽にLINEよりご相談ください。

【日本全国対応・ご来所不要】
LINE・お電話で手続完結

初回相談30分無料
(※事案により異なる場合があります)
ご相談だけで終了しても費用は一切かかりません

LINEで無料相談(24時間受付)
電話で詳しく聞く 📞 フォームから予約 📧
TOP
LINE相談
無料相談