【デジタル化】DXの5段階
2024/01/10 更新
DXの五段階
(1)私見では、「DXはITを活用してビジネスを変えていくこと」です。
(2)DXの段階は、以下のように5段階であると理解できるかもしれません。
トランディショナル段階
(1)IT部門が中心となって、DXを行う
ブリッジ段階
(1)プロジェクトチームが作られて、企業のある部門のDX化を行う。
(2)プロジェクトチームは、現場とITの専門家の混合チームで行うか、もしくは、現場のメンバーがITの専門家の助言等を受けながら行う。
ハブ段階
(1) ある分野でのDXの成功体験が全社員に共有されて、複数のプロジェクトが立ち上がる。
(2)全社員がDX活動を行う。
プラットフォーム段階
(1)ある分野での個々のDXプロジェクトを部分最適から、会社全体の全体最適へと調整を行う。
(2)トップの経営判断および、現場での柔軟な判断をするのにリアルタイムで必要なデータの収集できる仕組みを作る。
(3)上記のデータに基づいて、トップ及び現場が判断できる環境を作る。
ネイティブ段階
(1) 企業の本質的な部分について、IT・AI等を活用してする。業態が半分はIT業者であると表現される程度になる。
(2) データ分析の結果が強みとなって、顧客を増やし、(顧客の増加によって)増えたデータがより他社を引き離すビジネスモデルを作る。
アマゾンのお勧め機能、ネットフリックスのお勧め機能や、コンテンツ開発がこの例といえる。
参考
ハーバードビジネスレユー2022年10月号22頁以下