【組織開発】組織開発の方法(2)
2024/09/16 更新
組織開発
組織開発は、組織の風土を改善していく取り組みをいいます。
組織開発の流れ
課題の決定
(1)まずは、組織開発として、何が問題であるのか、調査対象を決めます。
(2)取り組む課題を見える化します。
やめることを決める、予算、人員の確保
(1)人員も予算も無限ではありません。何かをやることは何かをやらないことと同義です。
(2)何かをするのであれば、何をしないのかを決めなければなりません。
社風・文化の見える化
(1)社風・文化を文字化し、見える化します。
(2)現在の会社を作っている社風を見える化します。
現在の取り組みの見える化
現在の取り組み状況を文字化し、見える化します。
改善目標・指標の設定
(1)改善目標を設定し、指標を設定します。
(2)例えば、女性の働きやすい職場であれば、女性社員の職場満足度、有休の取得率、産休の取得率、職場復帰率等の様々な指標が考えられます。
ミドル層の説得に力を入れる。
(1)各部署のリーダーを説得してこと、現場の人間が動きます。
(2)管理職(ミドル層)の説得に力を入れます。
経営者が強いメッセージを送る。
(1)経営者の本気が伝わなければ、組織は動きません。
(2)経営者が、変革に本気で取り組むつもりであることを強く、伝える必要があります。
行動計画の作成
(1)幹部と一緒に、行動計画を作成します。
(2)社風の変化のために何をするべきか、事業計画に落とし込んで、一つ一つ実行していきます。
参考
ハーバードビジネスレビュー2022年9月98頁
ハーバードビジネスレビュー2024年10月号12頁