【行動指針とビジョン】行動指針(考え方)を部下に教える
2024/01/08 更新
行動指針(クレド)
(1)行動指針(クレド)は、ビジョン(ミッション)を実現するために、社員が守るべき行動指針です。
(2)マネージャーが、部下に対し、行動指針(考え方)を教えることはマネージャーの仕事です。
考え方のレクチャー
(1)「考え方」をレクチャーしなければ、部下は、「考える」ことも、「考えて動く」こともできません。
(2)部下に対しして、「考え方」をレクチャーして、マネージャーの仕事です。
まずは、部下の話を聞きましょう。
「話を聞きたい。」「話をしてくれてありがとう。」と話を引き出す。
「気持ちを伝えてくれありがとう。」
適切な質問をして、適切な判断を誘導かけましょう。
(1)適切な判断に導く、必要な質問をしましょう。
(2)個々のレクチャーで、行動指針(ビジョン)を刷り込むことが必要です。
部下
「〇〇はどうしたら、いいですか。」
上司
「質問してくれてありがとう。トラブルになりそうな部分なので、質問してくれてありがとう。」
上司
「お客さんは、「〇したい。」といっているが、お客さんの方針だと、わが社の商品ではなく、A社の商品を紹介した方がよいと考えているのでしょうか。
部下
「そういうわけではないのですか。」
上司
「わが社は、お客様目線で考えるということを第一にしていますね。また、お客様目線で、全ての競合商品のデータを提供することも、我が社の方針です。」「A社の商品を進めるだけでなく、本社に、我が社の商品の値下げや、カスタマイズを相談できないか、考えてもらえませんか。」
部下
「なるほど。」
上司
「また、価格だけを考えると、A社の商品は魅力的ですよね。しかし、使い勝手はあまり良くないという噂も聞いています。〇〇業界は横のつながりが強い業界です。したがって、例えば、A社の商品を進めるだけでなく、A社の製品を使っている別の会社の訪問をして、実際の使い勝手のヒアリングをしてみることも提案してはどうでしょうか。」
部下
「ビジネスなのに、A社の商品を紹介してもよいのでしょうか。」
上司
「そこは問題ありません。多分、社長さんも、A社の商品のことは噂やネットでは調べているはずです。」
「可能であれば、〇〇さんも、同行営業をさせてもらって、A社の使い勝手についても聞いてきてください。」
「わが社では、お客様目線で、全ての競合商品のデータを提供すること、そのための情報を集めることも大切です。」
部下
「分かりました。社長にも頼んでみます。」