【部下に考えてもらう】部下からの相談は、4つに分類しましょう。
2025/02/24 更新
部下の相談は4つに分類しましょう。
部下からの相談は、4つに分類できます。
①部下の権限や能力外のことで、上司に相談している。
②経験不足もあり、部下にレクチャーが必要な問題である。
③部下の経験を考えれば、部下が自分で考えを見つけることが可能な問題である。
④質問してきているが、分からないのではなく、「不安で、何から手を付けてよいのか」分からない。
上司としての対応
①であれば、具体的な指示をするべきです。
②であれば、考え方をレクチャーして、回答を導きます。
③であれば、「〇〇さんなら、どのように考えるのか。」と質問して、自分で考える機会をあたえるべきです。
回答してしまって、その部下の成長を止めてしまいます。自分で考えることが大切です。
④であれば、「どうやっていいか。分からないですよね。」「分かりました。本日に下書きを作ってください。」「そこで、もう一度相談しましょう。」と回答しましょう。
大きな仕事を分割して、その一部だけでも本日中にやるように指示を出しましょう。仕事を分割することで、進め易くします。
参考
安藤広大「リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法」125頁以下