【ステップ2】問題社員に対しフィードバックする
2024/10/21 更新
月に1回、できれば、1週に1回の面談
(1)マネージャーが問題社員と積極的に関わることが必要です。
(2)注意してもこれを聞かない人物に対しては、誰も注意しなくなります。このため、本人が問題ないと誤解することがよくあります。
社員が自分の欠点を理解しつつ、それを変えようと努力することが必要です。
(3)月に1回、理想で言えば、週に1回、本人へのフィードバックを行いましょう。
問題社員が自分で退職します。悲しい結果ですが、これも一つの問題解決です。
人事評価で、部下をびっくりさせない
(1)人事評価で、部下をびっくりさせてはいけません。
(2)正式な人事評価が1年に1度であっても、上司と部下との間で、「部下に対する仕事の評価」について齟齬が有るのはふさわしくない。
(3)問題がある場合にはs、問題があることを伝えて、部下に努力をさせなくてはならない。
参考
ローレン・B・ベルカー (著)「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」264頁
部下に課題を伝える
(1)部下の成長を期待して、部下に課題を伝えましょう。
(2)課題を伝えるということはネガティブなフィードフィードバックをすることになるので、以下のように先にポジティブな評価と、感謝を伝えましょう。
①チームにおいける「Aさんの強み」(強み)
②チームとして、Aさんに感謝していること(感謝)
③Aさんに期待している役割(期待)
④③のために、チームとしてAさんに期待する、Aさんの課題(課題)
参考
ローレン・B・ベルカー (著)「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」271頁
欠点の指摘の仕方
(1)ネガティブなフィードバックについて否定したくなるものです。したがって、欠点の指摘には根拠が必要です。
(2)欠点を指摘する際には、データや、具体的な部下の行動を指摘する必要があります。
✕ Aさんは、指示待ちです。
◯ Aさんには、指示待ちなところ(指示がないと、重要な仕事を怠ってしまうところ)があります。◯月◯日に、プロジェクトでの予定をB社担当者に連絡する必要がありました。私も具体的に指示していなかったところですが、Aさんは、2年目の社員であり、当然、その必要性に気づけました。しかし、これをうっかり忘れて、連絡を怠りました。
参考
ローレン・B・ベルカー (著)「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」270頁