【ステップ3】問題社員との面談(課題を与えて話し合う)。
2024/10/21 更新
月に1回、できれば、1週に1回の面談
(1)マネージャーが問題社員と積極的に関わることが必要です。
(2)マネージャーは、課題を与えて、毎回、それが達成できたか、を確認しましょう。
(3)社員が自分の欠点を理解しつつ、それを変えようと努力する環境が必要です。
(3)月に1回、理想で言えば、週に1回、本人へのフィードバックを行いましょう。
行動計画を作る。
(1)行動計画書を作りましょう。行動契約書には、以下のことを記載しましょう。
文書としては、A4用紙1枚の簡単なもので十分です。
(2)以下の事項について記載しましょう。
①求める業務水準
②①に達成するまえの期限
③本人の最大の問題
④③を達成するための課題
⑤次の面談日
(3)①については、解釈の余地をないものにしましょう。
①については、「現状の平均エラー数が1日あたり5件である。これを当月中に平均3件に下げる。」等の客観的な記載が望ましい。
④次の面談日は、あまり間をおかずに設定する方がよい。
(4)問題社員に行動契約書に署名してもらって、コピーし、コピーを問題社員に渡しましょう。
参考
ローレン・B・ベルカー (著)「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」162頁
部下に課題を伝える
(1)部下の成長を期待するのであれば、課題は、2,3個に絞るべきです。
(2)これだけは守ってほしい、という課題を設定しましょう。
(3)課題は、本人(問題社員)の最大の問題を克服するものでなければなりません。
解雇の根拠を準備する(記録化する)。
(1)前回の行動計画の結果について、話し合い、次回の行動計画を作りましょう。
(2)これを繰り返すことが、指導監督の証拠となります。
参考
ローレン・B・ベルカー (著)「マネジャーの全仕事 いつの時代も変わらない「人の上に立つ人」の常識」147頁