プロダクトアイデア
2024/04/12 更新
プロダクトアイデア
プロダクトアイデアは、その商品が顧客の課題を解決する利便性を有し、その利便性が他の商品と比べても唯一無二のものであること(独自性)です。
1 独自性はあるが、利便性がない商品(苦戦する商品)
(1)例えば、星型のポテトチップは形が珍しく、最初だけ売り上げがアップするかもしれません。
(2)しかし、新しい者が好きな「イノベーター(新しい者が好きな人)」を顧客にしています。
(2)味が普通であれば、何度もお菓子を買う子供達(ロイヤル顧客)の気持ちを掴めていないかもしれません。
2 独自性はあるが、利便性がない商品(新商品を次々に投入予定)
(1)サイクロン型の掃除機、アイボ、ルンバ、ドローン等、新しい家電が好きな人向けに次々に新しい商品を提供する企業戦略もあります。
(2)「新しい商品を手に入れてみたい」「友達に自慢したい。」という顧客のニーズもあります。しかし、再度の購入は考えにくいとえます。高価格帯の商品であるか、もしくは、商品開発が容易な製品であることが前提となります。
3 独自性はあるが、利便性がある商品
(1)例えば、アイフォンのように、独自性があり、かつ、利便性がある商品が完成しても、追随者がでてきます。
したがって、顧客データの活用や流通網の強み等の、外見上は強みを発見できず、コピーしにくい強みを持っていないと、継続的な成長は見込めないことになります。
参考
西口 一希「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」34頁以下
木下勝寿「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法」256頁