【差別化】ランチェスター戦略（第一法則）

ランチェスター戦略（第一法則）

（１）ランチェスター戦略（第一法則）は、狙う市場（顧客）を限定することで１番を取る方法です。

（２）他社の製品と比べて、全てに勝る製品作は良い製品ではありません。その製品は割高になり、その全ての顧客にとって、不相当に高額な製品になってしまいます。

１番でなければ意味がない

　お客さんは、今の自分にとって１番よい商品を選びます。

　お客さんの立場にたって、１番よい会社、商品でなければなりません。

狙う市場（顧客）を限定する

　例えば、キャンプ用品で一番を取るのが難しくても、キャンプで使う使い勝手のよい椅子に開発資金を集中すれば、１番をとれるかもしれません。

　こうやって、狙う市場（顧客）を制限して、１番をとります。

人、場所、物と１点集中

　地域の１点集中　　　　〇〇地区では知名度No1を狙う。

　お客さんの１点集中　　ファッション好きの女性にターゲットを絞る。

　商品の１点集中　　　　キャンプで使う、スタイリッシュな椅子等商品を限定する。

商売の種類と１点集中

（１）大企業の得意分野では戦わない。

　資本力で適わないので、競合が多い分野、大量生産、大量販売の業界には参入しない。

（２）敵のいない商売をする

　手間と時間がかかる商売、個人のスキルの影響が大きい商売をする。

　お客さんに直接会う形の商売をする（人的な繋がりが大事な商売をする）。

　大量生産できないもの（ハンドメイド）を取り扱う。

　コアな消費者がいるような、手間もかかる、高価格帯の商品を取り扱う。

　（他人が真似できない）差別化できる商品に注力する。