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ビジネス知識

(顧客体験を基準とした)価格の決定

2024/04/13 更新

製品の価値

 製品の価値は、以下の3つです。

1 機能的価値
 その製品の機能及びこれによって得られる価値である。

2 感情的価値
 毎月行っていた10時間の単純作業が1時間で終わったときの、イライラが無くなったときの心理的な価値である。

3 社会的価値
 ある仕事を上手くできるようになることで、上司に褒められる等の価値である。

価値の指数の設定

(1)ある製品の価値が増えれば、増えるであろうアプトプットを価値の指標と呼びます。
(2)例えば、動画編集ソフトがあるとして、その動画編集ソフトで作られる動画の本数が増えることは、動画ソフトの価値が増えたことの測定に使えます。

経済価値分析

(1)ヘビーユーザーの時給が3000円だとして、製品を使えば、毎月10時間分の業務を削減できたとする。機能的価値として、3万円。

(2)心理的なストレスが減って、感情的価値として1万円。

(3)上司に褒められて、社会的価値として3万円。

(4)上記の合計が7万円だとして、10分の1だと、その製品を安いと感じるとして、月額7000円に設定する。


顧客体験による価値設定

(1)価値の数値に比例する代金設定をします。
(2)顧客体験側の価格設定として、チェックポイントは以下のとおりです。
  ①顧客にって、金額の算定が分かりやすいものか。

  ②価格は、顧客の満足と連動しているか。

  ③顧客が使えば使うほど、価格がアップするものとなっているか。。

参考

 ウェス・ブッシュ「PLG プロダクト・レッド・グロース「セールスがプロダクトを売る時代」から「プロダクトでプロダクトを売る時代」へ」108頁~131頁

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