ペルソナ
2024/04/11 更新
セグメンテーション
(1)顧客のニーズは顧客ごとに異なるので、同じニーズを持つ顧客をグループに分けて考えるべきです。
(2)これをセグメンテーションといいます。
ターゲット
(1)分けられた顧客セグメントの中で売りたいセグメントがターゲットと呼びます。
(2)ある顧客グループについて、「ある施策をすれば、売上のアップを図れる。」と仮定できるかを検討して、ターゲット選ぶことになります。
ペルソナ
(1)ペルソナは、架空の顧客のこといいます。
(2)ペルソナは、ターゲット(企業が狙うお客様)を分析して、これを抽象化した具体的かつ架空の人物です。
(3)ペルソナを議論する目的は、ターゲットとする個人を明確化することです。ペルソナの議論を通じて、ターゲットがどんな人物で、どんな感情を持ち(感情データ)、どんな行動をとるのか(行動データ)を分析することができます。
(4)ペルソナは、ターゲット(企業が狙うお客様)の代表者であることが必要です。
ある特定個人の得意なニーズを満たしても意味がありません。ターゲット(企業が狙うお客様)の多くが持つ特徴を示した人物像を作る必要があります。
(5)ターゲットが、どんな感情を持ち(感情データ)、どんな行動をとるのか(行動データ)とは無関係な属性は、排除しなければ、ペルソナが混乱します。
例えば、しわ対策化粧品の販売について、顧客に聞けば同窓会の前にあわてて商品を購入したというエピソードが聞けた
そうすると、年齢や性別は重要な要素であるが、子供がいるかどうかは、しわ対策化粧品の販売について特に影響を与えるものではないかもしれません。(木下勝寿「ファンダメンタルズ×テクニカル マーケティング Webマーケティングの成果を最大化する83の方法」85頁以下)