マインドフルネス瞑想とレッスン4(集中する)
2024/10/17 更新
マインドフルネス瞑想
(1)マインドフルネス瞑想は、「考えない。」という状態を作ったり、「自分が感情的になっている。」等のあるがままを受け入れたりする状態を作ったりする技術です。
(2)人は、「何も考えない。」と決めても自然と考えてしまい、本当に思考を止めることは難しいです。「考えない。」ということは、逆に、「本来集中すべきことに集中する。」技術でもあります。
(3)人は、不安やストレス等についても、漠然と不安を感じています。これらを自覚し整理する、技術でもあります。
テクニック1(呼吸に集中する)
(1)ストレスを感じているときや、やることが多数あってパニックになっていると感じているときに、1分から3分、呼吸に集中してみましょう。
(2)自分が浅い呼吸をしているのか、ゆっくりとした呼吸をしているのか、感じてみましょう。
(3)自分の姿勢が猫背となっているのか、それとも、ぴんと立てているのかを感じてみましょう。
(4)これを繰り返すことが「今この瞬間に、本当に集中するべきことに集中する」トレーニングとなります。
テクニック2(会議に集中する)
(1)会議中に、誰かの発言を聞き逃したりすることもあるでしょう。次の会議や、次の予定を考えてしまっていることもあるでしょう。
(2)会議中に30秒ほどだけ、誰かの発言を聞くことに集中してみましょう。
(3)意識がそれていることに気がついたら、もう一度、次の発言者の声に集中し直します。
(4)これを繰り返すことが「今この瞬間に集中する」トレーニングとなります。
参考
ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 「マインドフルネス 」70頁