マインドフルネス瞑想とレッスン6(マインドフルネス・リスクニング)
2024/11/14 更新
マインドフルネス瞑想
(1)マインドフルネス瞑想は「考えない。」という状態を作ったり、「自分が感情的になっている。」等のあるがままを受け入れたりする状態を作ったりする技術です。
(2)人は「何も考えない。」と決めても自然と考えてしまい、本当に思考を止めることは難しいです。「考えない。」ということは、逆に、「本来集中すべきことに集中する。」技術でもあります。
(3)人は不安やストレス等についても、漠然と不安を感じています。これらを自覚し整理する、技術でもあります。
マインドフルネス・リスクニング
(1)マインドフルネス・リスクニング(会話)は、「ペアを組んで行う。」会話のトレーニングです。
(2)話し手のすること、何でもよいので3分間、話してください。
「今、自分で変えたいと思っていること」「最近悩んでいること」内容は何でもかまいません。
(3)聞き手のすることは、黙って聞くことです。質問してはいけません。あいずちや、「なるほど」等の話を聞いているという意思表示をします。
話を遮ったりしてもいけません。
(4)聞き手は、自分が聞いた内容をそのまま伝えます。
(5)話し手は、聞き手に伝わっていないと感じた部分についてフィードバックします。
これを繰り返します。
マインドフルネス・リスクニングの目的
(1)相手の話について、全集中して話を聞くことトレーニングです。
(2)相手の話をそのまま受け入れるトレーニングです。
参考
チャディー・メン・タン (著)「サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」 100頁