価格の決定
2024/04/13 更新
価格の決定
価格の決定は、3つの考え方があります。
① 競業他社による価格設定
同じグレードの製品(地域、グレード、競争優位性)の価格があれば、その価格を根拠にする。
② 顧客体験による価格設定
顧客が受け取る価値を基準に価格を算定する。
③ コストによる価格設定
会社がコストを計算して、利益が出る価格を設定する。
EDLP(エブリデイ・ロープライス)
(1) 宣伝費を削減して、低コストで継続的に販売する戦略です。継続的に購入される消耗品の値段を決める際の戦略です。
(2)お客さんとの間で、「低価格で販売する企業」という信頼を作って、これによって、顧客を集客する戦略です。
(3)宣伝広告費をかけないだけ、価格を低く設定できます。
(4)宣伝広告費を掛けると、注文が上下し、在庫管理や、売れ残り処分等のコストが発生します。
(4)低コストで販売することで、お客さんを集めます。スケールメリットを通じて、さらに低価格を目指す戦略です。
売上最小化・利益最大化
(1)製品ごとの利益を計算します。利益の低い製品の販売を中止し、もしくは値上げに踏み切って、利益を確保します。
(2)コストに利益をのせて、これで販売ができない場合には、販売を中止する戦略です。