問題社員に日報を書かせよう
2024/08/29 更新
日報を書かせる
(1)遅刻が多い等問題点が明確な場合には、明確な問題点から指導を開始します。
(2)これに対して、問題社員の成績不良の原因が分からない場合に日報を書かせることは有益です。
日報の内容
(1)日報の作成で時間を取らすことは不適切です。10分程度で作れる内容にしましょう。
メールで報告させると簡便です。
(2)件名のルールを設定しておくと後日、検索が簡単です。
(3)内容は、作業名と作業時間を記載させましょう。
他に、取引先等との会話も日報に簡単に記載するようにすれば、後日、進捗の管理も可能になります。
【件名】 031011 山田勉 日報
【文面】 メール対応 30分
山田商事面談 50分
西田係長から、29日までに請求書をもってくるように言われた。
昼食休憩
会議資料の作成 60分
会議参加 60分
西田商事電話 30分
日報と指導
(1)日報を作成させる目的の一つは、社員の成績不良の原因の解明です。
(2)日報を元にヒアリングして、具体的な作業量を聞き出します。
(3)日報を付けることで作業量が少ないことが分かったり、不得意な作業を後回しにしていたり、独自の方法で仕事をしていることが分かったりします。
指導の記録化
(1)改善点について、話し合った後に、メールしておくとよいでしょう。
(2)指導を行っていた証拠にもなります。
【件名】 031011 西田・山田面談
【文面】 電話アポを明日、30件行う。
嫌な仕事から行う。
日報に対するリアクション
(1)個別面談をする以外にも、日報をメールで書かせて、その日報にコメントを残しましょう。
(2)「素早い対応、ありがとう。」「おかげで、〇〇の商談まとまりました。」等、コミニケーションをとる手段としても活用しましょう。