新人に頼む仕事の内容
2024/08/29 更新
ヒアリング、必要な資料の収集は難度が高い
(1)必要な資料を集める(お客様から話を聞く)という作用は、全ての仕事の最初のステップです。
(2)しかし、これらの作業は最終的な成果物をイメージできなければ難しく、難易度の高い仕事です。
(3)典型的な仕事である場合には、上司と新人社員が何度か一緒にやり、徐々に任せる形でやりましょう。
(4)基本的には、新人社員に任せる仕事ではなく、上司やベテラン社員と一緒にさせるのがよいでしょう。
新人社員に任せる仕事
(1)新人社員に任せる仕事は、①典型的な仕事、②資料が既にそろっていて、テンプレとなる書式がある仕事になります。
(2)典型的な仕事については新人社員も覚えてもらうべき仕事です。資料を集める(お客様から話を聞く)という作業も徐々に覚えてもらう必要があります。
(3)既に資料がそろっており、テンプレとなる書式がある場合には、これを埋めていけば仕事が完成するので、新人社員に任せてよい仕事です。
「考えればできる仕事」がベスト
(1)単純作業ばかりでは、社員のモチベーションが下がります。
(2)既に資料がそろっている、もしくは集めるべき資料をイメージできる仕事(典型的な業務)は、テンプレとなる書式を参考に、自分で考えて仕事をすることができます。
参考
ダイヤモンド社人材開発編集部「OJT完全マニュアル 部下を成長させる指導術」36頁
分業とチェック
(1)新人社員の立場では、どのタイミングで報告するのがよいのか分かりません。仕事を分割して、どのタイミングで報告するか決めておくべきです。
(2)各仕事について何をするのか、箇条書きしたものを用意したほうがよいでしょう。