新人社員にメモをとってもらう方法
2024/09/02 更新
今の世代はメモをとらない
(1)今の世代の人は、メモを取る習慣がありません。
忘れてはいけないことは、スマホのスケジュールに入力します。
(2)メモをとったことがない世代に、メモをとるのことの有効性は理解できません。
メモをとったことがない世代に、「メモを取ることは必要です。」という言葉で説明することは困難です。
(3)なお、上司の指示に対し、上司に対し説明することを求めてくるのも、今の世代の特徴です。有無を言わせず、先生や先輩から殴られた世代とはやはり考え方が変わってきます。
メモをとる必要性は口頭では説明できない
上司
〇〇さん、話を聞くときに、メモを取ってくれませんか?
部下
覚えれますので、大丈夫です。
上司
前のときにも、指示を忘れていたではないですか。
部下
タスクに入れますので、大丈夫です。
タスクを言いつけるのであれば、メモを下さい。
解決策
(1)「メモをとって聞くのは、相手の話を大切に聞いていますという姿勢を示すものです」と必要性以外の理由で説明する方法が考えられます。
(2)メモを会社で購入し手渡します。「上司からの話を聞くのは会社のルールです。」という形で「ルール」を設定し、「ルールです。」という形で説明する方法が考えられます。
参考
濱田秀彦「仕事を教えることになったら読む本」63頁