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予防法務

Q リモートワークを活用するうえで、配慮すべきことは何ですか。

2025/11/13 更新

リモートワーク(在宅勤務)

(1)リモートワーク(在宅勤務)のメリットは、育児等で時間がない社員に対し、場所的な柔軟性を与えて、優秀な社員が退職することを防ぐ効果等があります。

(2)リモートワーク(在宅勤務)には、リスクがありいろいろな配慮が必要です。

①リモートワークを活用できる社員は限定する

(1)リモートワークの環境では、仕事をさぼるメンバーがでてきます。

(2)不正を起きやすい環境をわざわざ作ることになるので、企業としてリモートワークは特例とすべきですし、その要件を明確にすべきです。

(3)雇用契約書において、マネージメントの都合で、「リモートワークを中止する」ことがあることを明記しましょう。

②コミュニケーション不足への配慮

(1)1人の社員でも在宅勤務を認めれば、組織全体のコミュニケーションを取ることが難しくなります。

(2)例えば、1週間に一度、オンラインで、仕事について意見交換をする場や、社内勉強会、オンラインで座談会を設けることが有益だと言われています。

(3)コミュニケーション不足で、タスク管理にも問題が生じやすく、新しくタスク管理のソフトの導入が必要です。

③管理職に高いレベルのマネージメントスキル

(1)管理職が高いレベルのマネージメント能力がなければ、在宅勤務は上手く行きません。

(2)社員の孤立感を和らげるには、個別に社員と連絡をとって、「あの仕事ありがとう。」とプラスのレスポンスを返す必要があるでしょう。

(3)在宅勤務者の仕事は仕事内容で評価をする必要があります。「労働時間」ではなく、「成果」にフォーカスした公平かつ透明な評価が必要になります。

(4)全体での意見調整が難しくなります。したがって、社員同士の意思疎通に問題が生じていないか、管理する必要がでてきます。

(5)在宅勤務は新しい働き方であり、新しい取り組みをやっていかなければ上手く行きません。現場の意見を引き出し、それを改善に活かす力が必要になります。

④いろいろな挑戦をする組織でないと難しい

(1)新しい働き方を進めるものであり、今までどおりの仕事のやり方をすれば失敗します。

(2)新しいIT技術を試したり、社員のアイデアを吸い上げて会社のルールを改善したり等新しい取り組みが必要です。

(3)仕事のやり方をどんどん変えていく必要があり、無駄な業務の削除や、自動化を進めていくことになります。

⑤自由な働き方を活かしたマネージメントを採用すべきである

(1)リモートワーク(在宅勤務)を認めるのであれば、監視を前提するのではなく、信頼を前提とするマネージメントに変更すべきです。仮に、リモートワーク(在宅勤務)をするのに、パソコンのオンオフで管理することになれば、その良さを活かすことはできません。

(2)管理機器を使って、管理を強化すると、従業員からモチベーションを奪います。

参考

 2021年8月号のハーバードビジネスレビュー

 リモートワーク(在宅勤務)について特集があり参考になります。

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