予防法務

Q デジタルプロダクトマネージメントとは何ですか。

2026/09/08 更新

プロジェクトマネージメントの問題

(1)プロジェクトマネージメントでは、プロジェクトが終了すれば、チームは解散となります。
(2)ITチームは、プロジェクトが終了すると事業と関わらないために、当事者意識が乏しくなります。そのため、予算超過やスケジュールの延期も多発します。
(3)チームが解散してしまうために、事業部門にてIT活用のノウハウが溜まらないという問題がありました。


デジタルプロダクトマネージメントの意義

(1)デジタルプロダクトマネージメントは、事業チームとITプロジェクトのチームが長期間にわたって同じプロジェクトを継続します。
(2)ITプロジェクトのメンバーは、事業部門のチームメンバーとして半分所属することになります。
(3)ITの専門家について、事業部門と一体化させて長期的な挑戦を行わせることに意義があります。


デジタルプロダクトマネージメントの進め方

(1)経営陣は、「デジタルを活用して〇〇できるようにする。」などの挑戦的かつ長期的な目標を設定してチームに与えることが必要です。
(2)経営陣による長期的な支援が必要です。経営陣の細かい関与は不要です。しかし、定期的にコミュニケーションをとって、プロジェクトチームから「経営陣の助けを借りたい。」と言われれば、関係部門に電話して、「協力してやってほしい。」と頼むなどの形で必要な支援を行います。
(3)チームには、チャレンジが好きで、多様なバックグラウンドを持つ人材を選ぶことが必要です。
(4)ITプロジェクトのメンバーは、事業部門のチームメンバーとして半分所属させせて継続に当該事業部門のプロジェクトに関与させる等の工夫がありえます。

参考

 ハーバード・ビジネス・レビュー2026年6頁以下

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

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