Q 判例集はどうやって読めばよいですか。
2026/09/13 更新
判例集を読むとは?。
(1)判例集を読む意味とは何でしょうか。
(2)まず、どのような基準で「読む判例」と「読まない判例」を分けるか問題となります。
次に、どのように(どの程度)判例を読むのか問題となります。
(3)勉強をしていると、知らない問題(知識)が出てくると不安になってしまいます。そうなってしまうと、ついつい手を広げてしまいます。
(4)知識の定着は回数が大事です。手を広げてしまうと、全ての項目の記憶が不安定になりがちです。
(5)したがって、「覚える。」「覚えない。」の何らかの基準を持つことが大切です。
どの判例を読むべきか。
(1)重要(基本)的な知識とは何でしょうか。問題集や過去問を買って、どれにも載っている知識(判例)が、重要(基本的)な知識(判例)です。
(2)問題集や過去問を解きながら、解説部分で重要視されている部分が覚えるべき部分です。
(3)例えば、判例百選を全部読むのは知識の定着があいまいになります。
「Law Practice 民事訴訟法〔第5版〕」を全部読むのは知識の定着があいまいになります。
(4)判例集を読むにしても、読むことになった理由を記載しておくとよいでしょう。「司法試験〇〇で出題」など。
判例集のどの部分を覚えるべきか。
(1)「その判例を読むべき」だとして、どの部分を覚えるべきでしょうか。ふんわり読むのは時間の浪費です。
(2)実は、判例集で覚える部分はほとんどありません。その判例を参考に、「問題提起→趣旨・定義→あてはめ」を自分なりに記載してその内容を覚えた方が有益です。
(3)実際に判例集を使う場合には、詳細に覚える判例は、民事訴訟法であれば、20個ほどに絞れるでしょう。自分のオリジナルの論証(の一部分)としてノートを作るのが効率的です。
(4)司法試験で問われているのは、その判例を参考にしたことを理解してもらえる形で、自分なりの論述をする能力であるからです。
問われ方をチェックする。
(1)判例については、判例そのものの事案について問われることは多くありません。
(2)したがって、少し違う事案でどうなるか、という問題が問われることが多いです。
(3)これに対応するには、問題集や過去問を解きながら、解説部分を読んで理屈を理解しておくことが大切です。
(4)問題集や過去問を使って、判例を絞る。しぼってから、複数の問題集等で解説をチェックするのが効率的です。
結論
(1)民事訴訟を勉強するさいに、判例集を通読することを避けて、重要な判例にしぼって勉強することをお勧めします。
(2)具体的には、問題集や過去問で、よく出題される判例20ほどに絞り、覚えるき判例を限定する。
(3)覚えるべき判例については、ノートを作って、自分のオリジナルの論証を作ってしまう。この中で、要件と効果を自分なりに調べる。この際に、判例集や解決を読む。
(4)問題周到では、少し違う事案でどうなるか、という問題が問われます。したがって、この点をカバーするために、問題集や過去問の解説を読むのが有効です。そのときの参考資料として、「判例百選」や、「Law Practice 民事訴訟法〔第5版〕」を読み込むのが有益です。




