予防法務

Q 育児休業に入る業務の引継ぎに管理職や上司の関与することで、育児を応援する雰囲気を作れますか。

2026/09/12 更新

育児休業に入りやすい環境

(1)育児休業に入りやすい環境を作ることが課題となっています。

(2)特に、管理職やエース人材にとって、自分が休めば職場が回らないと考えて、育児休業をためらうケースもあります。

(3)しかし、これを見ていた部下もせきにんある立場になると、育児休業の制度は使いにくいと考えてしまうことがありえます。

業務の引継について、管理職や上司が関与する

(1)業務の引継について、管理職や上司が関与することは、育児を応援する雰囲気を作ることが可能です。

(2)業務の引継について現場任せにせずに、打ち合わせに上の立場の人間が参加することで、「育児休業に対して周りの理解を得やすくなる。」ということがありえます。

(3)上の立場の者が、その部署の他のメンバーに協力を頼むとひと声かけるだけでも、「協力する職場作り」として、大きな助力となります。

業務の引継ぎ

(1)業務の引継ぎには、業務の見える化を行います。
 「毎日行う業務」「月に一度行う業務」「特定の時期だけに行う業務」に分けて箇条書きすることから初めてよいでしょう。

(2)仕事の総量を見て、どの仕事を誰に分けるかを議論していくことになります。

(3)引継ぎのメモを作成し、どんな問題が起きてどんな形で対応したのか、これを本社で管理していきましょう。
 引継ぎによって生じる問題や、その解決は大切なノウハウです。これを集めることで、引継ぎをより円滑に行うことが可能となります。

参考

 ビジネスガイド2026年10月号62頁

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

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