【1on1ミーティング】雑・談(ざっそう)
2024/01/13 更新
雑・談(ざっそう)
(1)上司と部下が1週間に30分程度、特に内容を決めずに雑談する時間を確保する、雑相(ざつそう)というコミュニケーションが注目されています。
(2)雑談する時間を確保することで、部下が上司に相談しやすい環境を作ります。
報・連・相(ほうれんそう)
部下が上司に業務の出来事について、細かく報告することを義務付ける、報・連・相(ほうれんそう)について見直す動きがあります。
報・連・相(ほうれんそう)の問題
(1)部下が細かい事柄まで報告するということは、上司が状況を把握して判断してするということになりがちです。
意思決定スピードが遅くなります。
(2)部下は判断をせずに、指示待ちになりがちです。
(3)不都合な事実はなかなか報告しにくいものです。細かい事柄まで報告を求めているが、結果として、状況の把握が難しくなります。
参考
「ODプラクティショナーのための「組織開発」参考書」6頁
報告後の質問
(1)部下がある事項について報告してくれた後に、上司が「他に何か気になっていることはないか。」と追加で聞くことが大切です。
(2)報告するまでもないが気になっていることは、潜在的な問題(違和感)であり、一番大事な情報です。
参考
アンドリュー・S・グローブ 著、 小林薫 訳 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 132頁