Q 裁判の期日での口頭議論とノンコミットルールについて教えて下さい。
2026/08/09 更新
争点整理手続
(1)民事裁判の期日は、原告と被告が交互に書面や証拠を出し合う期日を経て、尋問、その後に判決と進む。
原告と被告が交互に書面や証拠を出し合う期日は、争点整理手続ともいわれます。
実際の裁判の期日の多くは、この争点整理手続です。
口頭議論と、ノンコミットメントルール
1 口頭議論
(1)裁判の期日では、以下のことをして、争点整理をするべきといわれています。
裁判の期日にて、相手方の書面について、口頭で質問することがあります。
口頭で、争点や、重要な証拠を確認することがあります。
相手方が持っている証拠の提出をお願いすることがあります。
2 ノン・コミットメントルール
自由な発言を保障するために、口頭で話した内容については、自由に撤回できるという原則があります。
これは、ノンコミットメントルールといいます。
| ノン・コミットメントルール (1)民事裁判は、原告と被告は、が交互に書面や証拠を出し合う期日を経て、尋問、その後に判決と進む。 (2)期日においては、事前に当事者が提出してきた書面、証拠について、争点や不明点について自由に発言することで、三者(裁判官、両当事者)が争点について共通認識を持つ工夫がされている。 (3)仮に、発言に責任を負わされるとなれば、当事者は発言しないだろうし、発言しなければ、そのお互いの認識違いを把握して、共通認識を作ることができなくなる。そうなれば、争点とずれた書面や証拠が出てくることになり訴訟が長期化する。 (4)ノン・コミットメントルールは、裁判所の期日において、自由な発言を保障するために、口頭で話した内容については、自由に撤回できるという原則である。なお、裁判所が、調書に取りますよと確認をしたうえで、調書に記載された発言は、準備書面等の主張と同様に扱われる。 |




