民事訴訟

Q 平成14年度の旧司法試験の第2問の問題を教えて下さい。

2026/08/16 更新

甲は,A土地の所有者乙を被告と表示して,所有権移転登記を求める訴えを提起した。なお,この訴訟には,訴訟代理人はいないものとする。

1 甲と通じた丙は,乙と称して訴状等を受領して,第1回口頭弁論期日に出頭し,請求原因事実をすべて自白した。
(1)丙が自白した後,第1回口頭弁論期日において,出頭したのは乙ではなく,丙であることが判明した。この場合,裁判所は,どのような措置を採るべきか。
(2)第1回口頭弁論期日において弁論が終結し,乙に対する請求認容の判決が言い渡されて,控訴期間が徒過した。その後,甲は,A土地について所有権移転登記を経由した。この場合,乙は,訴訟法上どのような手段を採ることができるか。

2 乙が訴状等を受領したが,甲と通じた丙が,「口頭弁論期日には出頭しなくてもよい」と乙をだました上,自ら乙と称して,第1回口頭弁論期日に出頭し,請求原因事実をすべて自白した。同期日の後,乙は死亡したが,裁判所が乙の死亡を知らなかったため,乙に対する請求認容の判決が言い渡されて,控訴期間が徒過した。この場合,乙の相続人丁は,訴訟法上どのような手段を採ることができるか。

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

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