Q 民事訴訟法はなぜ、難しいのか?(実務感覚について学者の基本書や判例集に記載がないから。)
2026/09/13 更新
民事訴訟法はなぜ、難しいのか?
(1)民事訴訟法は、実務をイメージしにくいのが原因の一つです。
(2)基本書や判例の解説を書いた学者の多くは、民事裁判そのものを経験しておらず、記載が抽象的となりがちです。
(3)これに対して、司法試験(旧司法試験、予備試験)では、実務的な観点を要求する問題が出題されています。
司法試験は、実務家としての能力試験ですから、今後はこういった点も視野に入れて、教育改革が進んでいくべきというメッセージもあるのでしょう。
基本書や判例の解説の問題
(1)民事訴訟の基本書や判例集の解説を読んでも、抽象的な表記が多く、理解しにくいところがあります。
基本書を書いた学者の多くは、民事裁判そのものを経験しておらず、記載が抽象的となりがちです。
(2)しかし、司法試験等では、これが出題されているという、恐ろしい現実があります。
お勧めの勉強法
(1)そこで提案があります。司法試験の回答を用意しました。
(2)問題集の「回答」を読みましょう。問題集の「問題」を読むのも省略してよいです。
(3)問題を解くときに必要になった知識について基本書等で線を引いていきましょう。
なお、色は黒色一色としましょう。消しゴムで消せるからです。
(4)これを何回も繰り返して、「出題される知識の範囲と内容」を把握しましょう。
旧司法試験の問題
(1)旧司法試験の問題について、信義則以外のテーマを除き、長文の問題について全て回答を作りました。
(2)藤田先生の「解析 民事訴訟追法」を読みながら、回答を作ったので回答はそれなりに正しいと思います。
(3)藤田先生の「解析 民事訴訟追法」には、実務家視点での解説が記載さており、これ自体も参考になります。
参考文献
藤田広美「解析 民事訴訟 第2版」




