予防法務

Q クレーマー対策のグループディスカッションはどのように進めればよいでしょうか。

2026/09/06 更新

クレーマー対策

(1)クレーマー対策として、現場の事例を掘り下げることは大切です。
(2)しかし、どうやって議論すればよいでしょうか。

事前準備

(1)グループディスカッションの目的は、①クレーマーだと見分けるポイントと、②クレーマーだと分かった場合にどうすればよいのか、になるはずです。

(2)そこで、体験者に、具体的な時系列を説明してもらいます

(3)①クレーマーだと見分けるポイントとなりそうな、メールやラインなどがあれば、それも用意してもらいましょう。
 メールや、ラインや、ヒアリングシートなど、初期対応の情報を用意してもらいましょう。

初期対応の情報

(1)メールや、ラインや、ヒアリングシートなど、初期対応時の報を共有しましょう。
(2)多くのケースでは、この時点で、普通のお客様と違う違和感に気が付くはずです。
(3)そうでなくても、一定の傾向が分かることが多いです。

時系列

(1)体験者に、事例列を語ってもらいましょう。
(2)①違和感(普通のお客様と違う違和感)を感じたポイント、②悩んだこと、③具体的な対応のポイントを説明してもらいましょう。

グループディスカッション

(1)参加者に、①似たような体験をしたのであればその内容や、②自分の事案との共通点と、③そのとき感じたことを話してもらいましょう。
(2)参加者は脱線しがちです。
 ①クレーマーだと見分けるポイントと、②クレーマーだと分かった場合にどうすればよいのか、とポイントがずれることがあれば、司会者が適度に調整しましょう。
(3)研修時間を10分は残しておき、対策についてそのときに、議論しましょう。事案のヒアリングと、対策は分けて時間を作るのがよいでしょう。
 そもそも、業務オピレーションは一気に変更できません。改善点ポイントが3つ以上あっても、実行できないので、改善点の議論は10分程度にしておきましょう。

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

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