予防法務

Q パワハラと言われない、問題社員への改善要望の伝え方を教えて下さい。一分間マネージメントとは何ですか。(パワハラ対策・問題社員への指導問題)

2026/09/06 更新

問題社員への指導

(1)「何度も注意しているのに一向に改善しない」
「強く言うと『パワハラだ』と反論され、優しく言うと響かない…」

(2)そんな悩みを抱える管理職におすすめなのが、世界的なベストセラー『新1分間マネジャー』の実践手法です。

(3)部下指導で最も重要なのは、複雑なルールを作ることではなく【1分間で伝わるシンプルなサイクル】を愚直に回すことです。

(4)部下の自律性を引き出し、パフォーマンスを最大化する「3つのステップ」をまとめました。

ステップ1 「1分間目標」課題は3つまで

(1)部下と一緒に、取り組むべき「目標・課題」を設定します。

(2)課題は「最大3つまで」に限定します(多すぎると意識が散漫になり消化不良を起こす)。

(3)あれもこれもと指摘すれば、部下は消化不良でパニックをおこします。

ステップ2  「1分間称賛」 良い行動をその場で具体的にほめる

(1)部下が目標に沿った良い行動をとったとき、間髪入れずにその場で褒めます。
 【具体化】  どの行為が良かったのか具体的に説明する。
 【感謝の伝達】その行動によって「どれだけチームが助かったか」感情と感謝を伝える。

    (2)新人のうちは100点満点でなくても「おおむね正しい行動」ができていれば積極的に褒め、望ましい行動を定着させることがポイントです。

    ステップ3 「1分間訂正」:ミスはその日のうちに修正し、人格は全否定しない

    (1)ミスや修正すべき点が発生したときは、できるだけ早く振り返りの場を持ちます
     【目標の修正】 再発を防ぐために「1分間目標」をどう変更・改善すべきか一緒に話し合う。
    【人間性の承認】ミスは取り返しのつくものであること、そして「人間として信頼・評価している」ことを必ず言葉で伝える。

      上司が意識すべきサイクル

      (1)「1分間目標」 → 「1分間称賛」 → 「1分間訂正」を行います。

      (2)この3つを日常的に短時間で繰り返すことが、部下に「心理的安全性の担保」と「明確な成長指針」を与えます。

      弁護士 井上正人
       この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
      弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

      相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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