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予防法務

Q 不安定型のクレーマーや、噴火型のクレーマーとの距離感について教えて下さい。

2026/08/13 更新

不安定型のクレーマー(パターン1)

特徴

(1)こちらの迷惑を関係なく、何度も質問をしてくる。
(2)説明しても、自分の都合の悪い話は理解しようとしない。
 もしくは、独自の持論を展開して、結局、同じ話をする。
(3)本質的ではない、細かい注文が多い。
(3)必要以上に謝罪する。
(4)急に考えを変えたりする

起こすトラブル
(1)不安を抱えるとパニックを起こす。アポなしで訪問したり、感情的をばく爆発させる。
(2)こちらの都合を気にせずに、対応時間をとってほしいとお願いする。

噴火型のクレーマー(パターン2)

特徴

(1)一見すると落ち着いていてように見える。
(2)質問も少なく、分かっているふりをするが、分かっていないといえない。
(3)自分の勘違いを認めない。
(4)自分の勘違いを前提で、突然切れだす。

起こすトラブル

(1)突然急変して、怒りの電話をかけてくる。
 もっとも、面談等をしていれば、質問の少なさや、へんなプライドを見せるので経験をつめば、このパータンだと分かる。
(2)こちらがまっとうにやっていれば、理解をしてくれることもある。子供だと思って、冷静に、同じ説明を何度もするのが有効である。5分の説明を、1時間かけで、何度も同じ説明を繰り返すのが有効です。
(3)仮に、理由が二つあるとしても、理由は一つにする。そうしないと理解できない。また、理解できないことはプライドを傷つけてしまう。

クレーマーとの対応

 困ったボスに対する対処法は以下の通りです。

相手の感情を読み取る。
(1)人間は危機を感じるといかなる論理も通じなくななります。
(2)説明を求められても、長々と説明してはいけない。理解できないので、問題が大きくなる。
(3)説明について、5分の説明を繰り返して子供だと思って、冷静に、同じ説明を何度もするのが有効である。5分の説明を、1時間かけで、何度も同じ説明を繰り返すイメージである。
(4)説明を求められた場であっても、クレーマー(お客の話)を聞く場だと考える方がよいだろう。

関係を構築する
(1)不安定なクレーマーとの接点が増えること疲弊します。接触時間や方法について一定のルールを作り、一定の時間を確保するようにする。
(2)噴火型のクレーマーは、見栄っ張りです。連絡がないからとって、放っておくとトラブルが大きくなります。適度に間隔をあけて、小さなつながりを作る努力をする必要があります。

同調してから意見を述べる。
 どちらのタイプについても、勘違いを指摘するときもにも、同調してからメッセージを送るのが大切である。

会話パターン1
 「(お客さんは)さんは、Aだとおっしゃっています。Aだとおっしゃった理由は、〇〇です。この点〇〇というのはおっしゃるとおりです。ところで、しかし、当社の対応はBでした。この点、私の方で、これらを整理してみました。少し聞いていただけませんか。」

会話パターン2
「選択肢は、A案とB案です。私はA案がよいなかと思っています。(お客さんは)さんは、どう思いますか。」

参考

 ハーバード・ビジネス・レビュー2026年9月号44頁

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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