【1on1ミーティング】タスク管理
2024/01/13 更新
1on 1ミーティング
(1)週に1回、上司が部下と直接話す時間を30分程度とります。
(2)1on1ミーティングでは、上司は9割、部下の話を聞くことに徹します。
(3)部下が上司に話す話ですが、基本的には、仕事の進捗を報告することが多いでしょう。
(4)しかし、部下がプライベートの相談したり、愚痴をいったり、個人的な相談をするのもOKです。
①今週のタスク予定を作ってもらいましょう。
(1)部下に来週に行うタスクの予定を報告してもらいましょう。
本日中に終わる仕事は記載しなくてよいです。
(2)できれば、部下に議事録を作ってもらいましょう。
②タスクの内容を書いてもらいましょう。
(1)部下には、以下のように仕事の内容を書いてもらいましょう。
(ア)仕事の名称 山田商事のセクハラ解雇事件
(イ)今週中に行う仕事の内容 訴訟の作成
(ウ)期限に関する出来事 依頼日は、◯月〇日
(ア)仕事の名称
仕事の意味が伝わる名称にした方がよいでしょう。例 〇町ごみ半減プロジェクト
(イ)今週中に行う仕事の内容
今週、何をするかを簡潔に書いてもらいます。
(ウ)期限に関する出来事
例えば、問い合わせ後に見積もりを作る仕事であれば、問い合わせがあった日を記載します。問い合わせがあってから見積もりの提出が遅れていないかチェックするためです。
例えば、お客さんからの資料待ちであれば、資料を問い合わせた日を記載します。お客さんが忘れていれば催促する必要があるからです。
3か月後にイベントがあり、その1週間前に打ち合わせをする必要が有る場合には、その日をイベント日を記載します。そうすれば、1週間前の打合せを入れる必要性を忘れません。
③タスクの優先順位にしたがって、リストの順番を入れ替えてもらいましょう。
何を優先して仕事をする予定なのかも把握したいところです。タスクの優先順位にしたがって、リストを入れ替えましょう。
④先週やってもらった仕事も報告してもらいましょう。
⑤先週と同じ課題が残っていれば、部下から話を聞いてみましょう。
今後どれくらいの時間がかかりそうか。
今週中に終わらせそうか。
お客さんとしては、待つことができそうか。期限についてどう考えているのか。
⑥仕事の振り直し等を検討します。
必要であれば仕事の振り直し等をして仕事を調整します。
報告後の質問
(1)部下がある事項について報告してくれた後に、上司が「他に何か気になっていることはないか。」と追加で聞くことが大切です。
(2)報告するまでもないが気になっていることは、潜在的な問題(違和感)であり、一番大事な情報です。
参考
アンドリュー・S・グローブ 著、 小林薫 訳 「HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント」 132頁