企業の戦略と、個人目標
2024/06/11 更新
個人目標
企業の戦略のフレームワークは、個人の目標設定にそのまま使えます。
企業の戦略
①事業ドメイン
企業は何を目指すのか。
成功をどのように定義するのか。
何をする会社であるのか。
②ミッション
企業のパーパスとは何か。
企業のミッションは、顧客の問題を解決するものであります。
③ビジョン
5年後、10年後にどうなっていたいか。(5年目標、10年目標)
④事業ポートフォリオの分析
現在の市場を分析します。他社の参入なども考慮して、自社の各事業の成長率等を予想します。
⑤ベンチマークを選ぶ
(1)自分たちの事業として、学ぶことの多い企業を選んで、その企業の活動を自社の経営にいかに活かすかを考えます。
(2)ベンギマークを選ぶ企業は、他業種であることが多いでしょう。経営は差別化が大切です。同業種の行動を真似ても、差別化は難しいからです。
⑥事業ポートフォリオの選択
(1)資源は有限です。
(2)多角化すべきか。少数の事業に集中すべきか。リスクを下げつつ、優位性を保つためにどのように資本を分配するかを検討します。
⑦行動目標を決める
(1)事業計画、マイルスト―ンを定めます。
(2)社員一人ひとりの行動方針を決めます。社員一人ひとりが行動方針に従えば、ビジョンを実現できような内容にする必要があります。
個人目標
①素晴らしい人生とは何か。
何を基準に成功したかどうか、を定義します。
②ミッション
個人のパーパス、個人のミッションを決めましょう。
③ビジョン
5年後、10年後にどうなっていたいか。(5年目標、10年目標)
④ポートフォリオの分析
仕事、家族、自分の趣味等どれが大切ですか。
健康、社会貢献、収入等をどれが大切ですか。
家族、子供、友人との時間をどれが大切ですか。
自分の価値観を整理しましょう。
⑤ベンチマークを選ぶ
自分が尊敬する人を選び、その人の何を真似るかを考えましょう。
⑥ポートフォリオの選択
(1)時間は有限です。
(2)自分の時間を何に、どれくらい使うかを再度検討します。
仕事、家族、自分の趣味等のどのように時間を使うかを考えます。
⑦行動目標を決める
事業計画、マイルスト―ンを定めます。
自分のマイルールを決めます。マイルールを守っていれば、ビジョンを実現できような内容にする必要があります。
参考
ハーバードビジネスレビュー2024年7月号42頁