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労使紛争

Q 会社から「◯日で退職してほしい、」とお願いした(退職勧奨をした)ところ、社員から「少し考えたい。」と言われたときどうすればよいですか。

2026/04/07 更新

退職勧奨

(1)退職勧奨は、会社と社員の合意に基づく雇用契約の終了です。
(2)会社が申し出て、社員が承諾して成立します。
(3)退職勧奨では、会社が退職の条件を伝えて、社員と話し合って、社員が同意して退職となります。

退職勧奨で「少し考えたい。」と言われたとき

(1)退職勧奨は、合意による雇用契約の終了ですから、無理強いはいけません。

(2)相手が「少し考えたい。」と言ったときには、考える時間を与えるべきです。

会社としての回答

(1)回答期限

 回答期限を設けましょう。一週間程度を期限にするのがよいでしょう。

(2)回答する相手

 誰に電話するべきか、会社側の担当者を決めて、その人に連絡するように伝えましょう。

 回答期限までに質問があれば、質問してもよいので、その人に連絡するように伝えましょう。

(3)一週間の休職

 一週間の休職を命じましょう。

 社員としても、考える時間が必要です。

 社員としても混乱しているでしょうし、通常業務をさせると大きなトラブルになりかねません。

 少なくとも1週間で、回答してほしい、と念を押しましょう。

回答期限後の対応

(1)「退職勧奨に応じられない。」という回答がある場合、社員が不祥事をして、退職勧奨になっています。社員への処分を検討します。

(2)指導監督の手続に進む場合もあります。

(3)解雇の手続に進む場合もあります。

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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