Q 採用面接のときに気になることがあった場合に、求人者から聞いた内容が間違いが無いか、前職の勤務先に問い合わせもよいか。
2026/05/17 更新
採用面接のときに気になることがあった場合
(1)採用面接のときに、違和感を感じるときもあるようでしょう。
(2)拒否する理由を明確にできないが、回答が嘘くさいと感じることがあります。
(3)そんなときに、求職者から聞いた内容が間違いが無いか、前職の勤務先に問い合わせもよいでしょうか。
バックグラウンド調査
(1)求職者から同意を得れば、前の勤務先に対し、採用面接から聞いた内容をと言わせることは違法ではありません。
(2)もっとも、個人情報の取得であり、同意書をもらってから調査すべきです。
(3)なお、同意書をもらおうとした時点で、「そこまでされるのか。」と採用を辞退される可能性があります。
書式
| 同意書 ○○○株式会社 御中 私は、貴社が下記照会先に対して在籍期間、 業務内容、勤怠状況、人事考課、賞罰の有無等の確認 (バックグラウンドチェック)を行うことについて同意し、全面的に協力します。 私は、上記調査で得た情報を貴社が、採用の採否を判断する目的で使用することに同意します。 照会先 ○○株式会社 日付 住所 名前 印 |
内定後の調査
1 内定取消しの要件
(1)採用内定の法的性質は、「始期付解約権留保付労働契約」と呼ばれます。
(2)入社日(始期)まで就労義務は発生しませんが、労働契約自体は成立しています。
(3)内定後に、バックグラウンドチェックの結果を内定取消が認められるには、①内定当時、知らず、かつ、知ることができない事情であることと、②その事実が、会社が期待していた労働者の資質、能力を欠くか、相互の信頼を大きく損なうものであることが必要としています。
2 バックグラウンド調査の時期
(1)採用するかどうは会社の自由ですから、バックグラウンド調査は内定前にすべきです。
(2)内定後と違い、内定前であれば、会社が採用について自由に判断できるからです。
バックグラウンド調査の結果
(1)前職が大手の場合には問い合わせをしても、答えられない、と回答されることが多いでしょう。
(2)これに対して、前職が中小企業の場合には、ひどい目にあった場合には、いろいろな話を聞けることがあります。
参考
ビジネスガイド2026年6月号93頁以下






