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採用・教育

【試験の方法】採用基準と、採用試験

2024/08/12 更新

採用基準・査定項目

(1)査定項目を増やしすぎると、その基準にあてはまる候補者がどんどん減っていき、採用が難しくなります。

 例えば、未経験者の能力を(伸びしろを考慮しつて)判断することは困難です。

 例えば、最近の若い者が数人いれば、複数人の中で一番良い人を選ぶことができます。しかし、最終候補者が一人だけであれば、若いこと(経験不足)の問題なのか、その人の個性の問題なのか、その判定が難しくなります。

(2)入社後に教えれば済むことを重視してはいけません。

 パソコンのブラインドタッチは、入社後に教えてもよいかもしれまん。

(3)学力や、性格を重視すべきです。

参考

 曽和利光「人材の適切な見極めと獲得を成功させる採用面接100の法則」100頁

学力

(1)国語力や、数学力は最低限ないと、仕事ができません。

(2)学歴でチェックする。適正検査等でチェックすることが考えられます。

(4)公務員試験等の問題集もあるので、適当なものやってもらってもよいかもしれません。

性格

(1)どの要素が重要であるかは業種や会社(の文化)によっても変わります。どの項目を重要視するか、社内で決めておく必要があります。

(2)全てを兼ね揃えた人間などいません。また、組織において、特定の性格の偏りは危険です。重視する性格は必要最低限に絞りましょう。例えば、以下の能力を必須だとしてはどうでしょうか。

共感力

 他人の立場にたって物事を考える能力です。

オーナーシップ

 集団の問題を自分の問題だと考えて、解決しようと取り組む能力です。

自己認識

 自分の欠点を認める能力です。

 積極的に他人からアドバイスをもらって、それを活かそうとする能力です。

決断力

 自己の責任で、期限までに最終的は判断をする能力です。

社会性

 他人と上手くやっていく能力です。

 職場での雰囲気を明るくする能力です。

折れない心

 苦手なことでもくじけずにやる能力です。

性格を審査する方法

(1)性格検査等を行うことが考えられます。どの要素が重要であるかは業種や会社(の文化)によっても変わります。性格検査の項目のどこの部分に注目して判断するか、社内で決めておく必要があります。

(2)性格検査等と比べると、採用面接にて、性格を適切に評価をすることは困難だと言われています。性格検査だけ実施すればよい、という意見さえあるぐらいです。

参考

 曽和利光「人材の適切な見極めと獲得を成功させる採用面接100の法則」16頁

 

採用面接(とその目的)

(1)性格検査等と比べると、採用面接にて、性格を適切に評価をすることは困難だと言われています。

(2)採用面接では、性格検査等の結果を補充するものだと割り切りましょう。

 参考

  曽和利光「人材の適切な見極めと獲得を成功させる採用面接100の法則」30頁

経験者、専門家の業務能力と面接

(1)経験者や、専門家の業務能力については、面接で質問するしかりません。個別のケースに対応した適性検査なのないからです。

(2)同業務を担当している社内の担当者が直接、質問するのがよいでしょう。

書類審査

(1)GPA(大学での成績)は、学業(苦手なことでもくじけずにやる能力)の審査で使うことが考えられます。

(2)履歴書(大学で力を入れたこと、前職で力を入れたプロジェクト)を記載した書類も参考になります。

  ※ 履歴書については、それを足がかりに、いろいろと聞いていく手がかりと考える程度でよいでしょう。

(3)書類の用意については、本当に必要なのか、その場で書いてもらっても問題ないのではないか、等もありえます。例えば、顔写真だけ用意をして、「名前、連絡先」「選考中の企業」等の簡易ヒアリングシートを用意する方法もあります。

参考

 曽和利光「人材の適切な見極めと獲得を成功させる採用面接100の法則」166頁

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