予防法務

Q お客様から、「店長を出せ、上を出せ」と怒鳴られました。どうすればよいでしょうか。

2026/10/24 更新

「店長を出せ、上を出せ」と怒鳴るお客

(1)「店長を出せ、上を出せ」と怒鳴るお客もいます。
(2)どの程度、現場で対応して、どこから上司に任せるのか、明確なルールが必要です。

【ステップ1】まずは、現場で対応する。

(1)まずは、現場で対応する、のが原則でしょう。
(2)「本件の担当は私です。まずは、私の方でお話を伺わせてください。」と対応しましょう。
(3)もっとも、現場では対応できないケースがあります。どのような基準を満たせば上司に回してよいか、検討することが必要です。

【ステップ2】10分間ルールがお勧め

(1)部下は、困難客との対応について、10分間は自分で対応する義務がある。
(2)部下は、困難客について、5W1Hにて、誰がなぜ、怒っているのかを聞き出す義務がある。
(3)部下は、上記の聞き出しが終わるか、10分間話を聞けば、上司に対応を代わってもらう権利がある。
(4)部下は、上司に対応を代わってもらった場合には、困難客のニーズや経緯について報告書を書く義務がある。

【ステップ3】上司とその後、顧客対応について振り返る。

(1)引継ぎの際の報告書を提出させることで、後日、上司と話を振り返ることができます。
(2)顧客対応について、どうすればよかったのか話し合うことができます。
(3)これを繰り返して、どこのタイミングで交代してよいのか明確にしていきましょう。

会社のルールを設けましょう
(1)現場が迷わずに切り上げられるようにするためには、個人に判断を委ねるのではなく、組織として社内ルールを作ることが不可欠です。
(2)「クレーム対応の最長時間は〇分まで」と上限ルール(タイムリミット)を定めておく 「上限時間を超えたら上司に引き継い依頼をしてもOKである」という明確な基準を共有し、現場をハラスメントから守る体制を整えましょう。

弁護士 井上正人
 この記事の著者・監修 弁護士 井上 正人(いのうえ まさと) 大阪弁護士会所属(登録番号:43449) /
弁護士法人夕陽ヶ丘法律事務所 代表

相続や遺産分割、借金問題、既婚者との男女トラブルなど、日常の不測の事態に直面した皆様の心理的なご負担を少しでも和らげ、円満な解決を導くためのサポートを徹底して行っています。どんな小さなお悩みでも、まずは当事務所の事務スタッフがLINEのチャットにて丁寧にお話をお伺いいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

「予防法務」トップに戻る

Contact.お問い合わせ

ご質問・ご相談などお気軽に
お問い合わせください。

現在「Google削除請求」「離婚」「不倫・既婚者慰謝料請求」「貞操権侵害慰謝料請求」「アスベスト給付金」「B型肝炎給付金」「時効援用通知の作成」「(近畿圏以外の)原状回復」のご相談受付は一時停止しております。