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予防法務

Q 労働保険(労災保険、雇用保険)とはどんな制度ですか。

2025/05/27 更新

労働保険

(1)労災保険と雇用保険をあわせて、労働保険といいます。

(2)労災保険は、全ての労働者が加入します。仕事や業務で怪我をした場合には、その労働者は給付を受けることができます。

(3)雇用保険は、一定の要件を満たす労働者が加入します。労働者が失業したときに、一定の給付を受けることができます。

雇用保険の被保険者

(1)雇用保険
 以下の要件を満たす従業員については、雇用保険の加入手続が必要です。

 ①労働時間が週20時間を以上であること
 ②31日以上の雇用見込みがある場合

 詳しくは、(会社の管轄の)ハロワーク(公共職業安定所)に相談ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000147331.html

(2)メルクマール
 週3日勤務の場合もしくは、月給8万円を超える場合には、従業員の労働時間が週20時間以上になっていないか、雇用保険の手続を忘れていないかチェックする必要があります。

 週3日
  1日8時間×3日= 24時間/週  >  20時間

 8万円
  時給1000円×20時間/週×4週=8万円

(3)なお、学生や、役員(使用人兼務役員を除く)は、雇用保険の保険者になれません。

会社の義務

(1)従業員を一人でも雇用すると、労災保険に加入する必要があります。

(2)一定の要件を満たす労働者を雇用したときには、毎回、雇用保険の加入手続が必要です。

(3)1年に1度、労働保険の申告手続(年度更新)が必要です。

(3)労災事故があれば、これを労働基準監督署に届け出る必要があります。

(4)雇用保険の加入者が退職すれば、会社は退職手続(として雇用保険の喪失手続)を行う必要があります。

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