【債務危機】日本の政府債務
2024/12/17 更新
日本の政府債務
(1)日本の政府債務は、増え続けています。
(2)日本国は国債を発行し、その国債を売却して、財政支出にあてています。
(3)政府債務が増えれば、国債が現金化されない可能性が増え、国債の価値が下落します。
ギリシャ危機の影響
(1)ギリシャ危機では、財政赤字から、ギリシャ国債の格付けがAマイナスから、BB+まで引き下げられました。
(2)海外投資家が、経済的な混乱が生じる国から、資金を引き上げ、経済的な大混乱に陥りました。
日本国債
(1)日本国債の場合には、日本国内で消費されており、ギリシャのようなことは起きないとも言われます。
(2)しかし、政府債務が増え続ければ、国債価格の暴落と、金利の急上昇を招くリスクが増えます。
リスクが増えれば、利息をあげなければ、国債を買ってくれる人がいなくなりますので、国債価格の暴落は利息の上昇を招きます。
参考
藤井英次「コア・テキスト国際金融論 第3版 」260頁以下