Q 損益分岐点の分析ではなく、MQ会計の考え方が必要なのはなぜですか。
2025/11/05 更新
MQ会計
(1)MQ会計は、一個当たりの売上高、変動費、粗利を把握する考え方です。
損益分岐点的な分析の問題
(1)損益分岐点での分析の場合には、「月商〇円を目指せ。」という分析になってしまいます。実際に売り上げを達成しようとすると、割引をして売り上げを積み上げたりすることになりますが、値引きがおきると損益分岐点が変わってしまいます。
(2)実際には商品ごとに、利益率も違ったりもします。
(3)これに対して、MQ会計では、〇の商品を〇個販売するのを目標にすることができます。
参考参考
相馬裕晃ほか「なるほど、そうか! 儲かる経営の方程式――MQ会計×TOCで会社が劇的に変わる」 105頁
MQ会計のデメリット
(1)計算に手間が増えます。
(2)どのように計算に活かすかについて、仮説を立てないと仕事のための仕事になりかねません。






