【目標管理】目標管理とSMART
2024/03/17 更新
SMART
目標管理はSMARTに設定せよ、といわれています。
S Specific(具体的である。)
(1)目標は具体的である。
(2)「お客様の満足」は具体的ではありません。これに対して、「お客様がレジに並ぶ時間を1分以内にせよ。」は、具体的です。
M Measurable(測定可能である)
(1)目標測定は、簡易かつリアルタイムに取得できることが必要です。
(2)お客様がレジに並ぶ時間を、ストップウェッチで計測するのは難しいです。例えば、会員カードを導入していれば、来店数や、訪問回数を容易に測定することができます。
A Achievable(達成可能である)
(1)達成可能だとしても、妥協した数字では意味がありません。「できる目標」ではなく、ニッチな分野でトップを取る等の「勝てる目標」が望ましいです。
’(2)達成する確率は、70%程度を目指してはどうでしょうか。
R Relevant(関連性がある)
目標は、会社のビジョン・方針と、一貫性があることが必要です。
T TimeLy(期限が定まっている。)
目標については、いつまでに何を達成するのか期限が定まっていることが必要です。
参考
大工舎 宏 他「KPIで必ず成果を出す目標達成の技術 計画をプロセスで管理する基本手順と実践ポイント」 82頁以下
天野 勝 「最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門」66頁以下
佐藤将之「アマゾンのすごい人事戦略」278頁以下