Q ハラスメント調査をするために、職場の社員からヒアリングする必要があります。その社員が調査があったことを漏らすと職場が混乱します。ヒアリング調査をする前に、調査(ヒアリングを受けたこと)を秘密にしてほしい、どのように説明すべきでしょうか。
2025/02/22 更新
調査の秘密
(1)ハラスメント調査をするために社内の社員から話を聞く必要が出てくることがあります。
(2)ヒアリング対象者が、他の社員に対し、「◯さんが、△さんから、✕された、と申告しているらしい。」と漏らせば大混乱が予想されます。
(3)「◯さんがそんなことをするはずない。」と擁護者がでて、それをハラスメントの申告者に告げて、申告者が職場で孤立するリスクもります。
聞き取り調査
(1)ハラスメント調査では、加害者や、他の社員(目撃者)にも話を聞くことになります。
二人程度の調査員が一組になって一人一人を呼び出して細かく聞くことになります。客観的に聞き出すことは難しい作業です。一人の調査員で調査するのは限界があります。
ヒアリングすれば、事実関係はある程度分かることが多いでしょう。
(2)ヒアリング対象者には、録音していることを告げながら録音します。同時にもちろん、ヒアリングした結果についても文章化し、後日、その文書をヒアリング対象者に見てもらって間違いがないかをチエックしてもらいましょう。
守秘義務の説明
(1)ヒアリング対象者には、「(ハラスメントの申告者)捜しをしてはならないこと。調査及び調査に協力したことについて守秘義務を負うこと。」「事実が判明していないにも関わらず、犯人捜し等が始まれば、社内で混乱が生じること。」「したがって、同義務に違反した場合にはヒアリング対象者が処分の対象にあること。」を説明しましょう。
(2)上記について簡単に説明した誓約書を作り、これに署名してもらいましょう。