ご質問・ご相談などお気軽にお問い合わせください。

TEL 06-6773-9114

FAX 06-6773-9115

受付時間 : 平日10:00 ~18:00 土日祝除く

メールでの
お問い合わせ

予防法務

Q ハラスメント調査をするために、第三者からヒアリングする必要があります。第三者が調査があったことを説明すると大きな混乱が想定されます。ヒアリングするときに、どのように調査の秘密について説明すべきでしょうか。

2025/02/17 更新

調査の秘密

(1)ハラスメント調査をするために第三者から話を聞く必要が出てくることがあります。

(2)ヒアリング対象者が、他の社員に対し、「◯さんが、△さんから、✕された、と申告しているらしい。」と漏らせば大混乱が予想されます。

(3)「◯さんがそんなことをするはずない。」と擁護者がでて、それをハラスメントの申告者に告げて、申告者が職場で孤立するリスクもります。

聞き取り調査

(1)ハラスメント調査では、加害者、第三者にも話を聞くことになります。
 二人程度の調査員が一組になって一人一人を呼び出して細かく聞くことです。客観的に聞き出すことは難しい作業です。一人の調査員で調査するのは難しいです。
 ヒアリングすれば、事実関係はある程度分かることが多いでしょう。

(2)ヒアリング対象者には、録音していることを告げながら録音します。同時にもちろん、ヒアリングした結果についても文章化し、後日、その文書をヒアリング対象者に見てもらって間違いがないかをチエックしてもらいましょう。

守秘義務の説明

(1)ヒアリング対象者には、「(相談者の)捜しをしてはならないこと。調査及び調査に協力したことについての守秘義務を負うこと。」「事実が判明していないにも関わらず、犯人捜し等が始まれば、社内で混乱が生じること。」「したがって、同義務に違反した場合にはヒアリング対象者が処分の対象にあること。」を説明しましょう。

(2)上記について簡単に説明した誓約書を作り、これに署名してもらいましょう。

「予防法務」トップに戻る

Contact.お問い合わせ

    ※個人情報の取り扱いについては、プライバシーポリシーをご覧ください。