メールを使った日報の作成術
2024/01/04 更新
メールを使った日報の作成術
メールを使った日報の活用について、ご説明します。
日報の活用
日報を使えば、以下のことができます。
(1)社員の仕事を見える化ができます。
労働時間の管理にも使えます。
社員の問題行動の証拠化にも使えます。
(2)仕事の進捗状況も管理できます。
(3)社員同士や、上司のコミュニケーションにも使えます。
参考文献
今回ご紹介する「メールを使った日報の活用」の元ネタは以下のとおりです。
長尾一洋 著 「仕事の見える化」 中経出
件名のルール決め
(1)メールの件名について、社内ルールを作ります。
(ア)業務日報であれば、「日付 業務日報 社員名」を記載します。
「030422 業務日報 山田花子」という形です。
(イ)取引先の訪問日報であれば、「日付 訪問日報 取引先 社員名」を記載します。
「030422 訪問日報 〇〇㈱ 山田花子」という形です。
(2)件名を統一しておけば、メールで一括検索が可能です。
例えば、「訪問日報 〇〇㈱ 」で検索すれば、日々の訪問での具体的なやりとりが分かります。
「030403 訪問日報 〇〇(株) 山田花子」
「030421 訪問日報 〇〇(㈱) 山田花子」
記載内容のルール決め
もちろん、記載内容も社内ルールを決めておきます。例えば、以下のとおりです。
【本日行った業務】
【明日以降に行う業務】
〇〇 (〇月〇日までに行う。)
【相談したいこと】
〇〇についてのやり方が分かりません。
リアクションすることが大切
部下が書いた日報については、管理職は必ず、返事をするようにします。そうしないと日報を書く社員のモチベーションが下がります。
また、他の社員が、別の社員の日報に返事を返したときには、それにも反応を示し、社員同士のコミュニケーションを活発化させるようにリアクションをすることが大切です。