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ビジネス知識

Q DXとは何か。

2025/06/01 更新

DXとは何か。

(1)私見では、「DXはITを活用してビジネスを変えていくこと」です。

(2)DXは、「次世代の経営環境で生き残れるように、企業文化を変えていくこと」とする考え方もあります。


間違ったDX

 DXは以下のものではありません。

(1)「新しい技術で何ができるか。」を考えるのは、DXではありません。

(2)DXは、旧来からあるシステムを刷新することではない。

(3)DXは、業務改善ではありません。

正しいDX

1 課題解決のDX

(1)まずは、企業の強みと弱みを考えてみましょう。

(2)企業の強みを活かしつつ、さらに強みを強化するのか、弱みを克服するのか、そのための課題を考えましょう。

(3)課題について、改善策を複数出しましょう。改善策について優先順位を付けましょう。

(4)その課題解決がITの活用であれば、DXになるかもしれません。

2 新規ビジネス型のDX

(1)まずは、企業の強みと弱みを考えてみましょう。

(2)企業の強みを活かしつつ、新しいビジネスに挑戦することを検討しましょう。

(3)既存ビジネスの強化なのか、新規ビジネスの立ち上げなのか、いろいろな選択肢について優先順位を付けましょう。

(4)その課題解決にIT活用があるのであれば、DXになるかもしれません。

2 チャレンジ型のDX

(1)まずは、企業の強みと弱みを考えてみましょう。

(2)野心的なあり得ない目標を掲げましょう。

(3)その目標達成のために、いろいろな選択肢について優先順位を付けましょう。

  「無謀な挑戦と、無駄な挑戦は違います。」もし、現実的なストーリーが組み立てられないなら、目標の調整も必要です。そして、目標と、目標達成のための手段(チャレンジ)を明確にしましょう。

(4)そのチャレンジにIT活用をするのであれば、DXになるかもしれません。

IT活用の活用ではなく、課題解決である。

(1)「新しい技術で何かできるか。」という思考ではなく、会社の成長のための手段に優先順位を付けることが必要です。

(2)手段の解決策が、アナログ手法ならアナログでかまいません。

 「新しい技術を試すために、時間とお金を使ってはいけない。」のです。

(3)企業としての課題解決のアプローチから議論をしましょう。

GAFAから学ぶこと

(1)GAFAのようなスタートアップ企業が成功した秘訣は以下のように考えることができます。

 ①ITを活用したこと

 ②ITを使って顧客のニーズをデータ化し、試行錯誤の精度を上げたこと

 ③高速で、試行錯誤を繰り返したこと(アジャイル、スタートアップ)

 ④在庫を持たないビジネスを行い、インターネットを使って、少ない資源で世界中の顧客を相手に商売をすることができた(理論上は可能)こと。

(2)せっかくITに取り組むのであれば、GAFAと互角に戦う戦略を練りましょう。

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