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組織開発

【デジタル化】業務プロセスのAI化(デジタル化)

2025/04/09 更新

企業のAI対応(デジタル化)

(1)企業のAI対応(デジタル化)が必要となってきています。

(2)企業は、何から始めるべきでしょうか。

選択と集中

(1)一つか、二つに絞って小さく始めるのがよいでしょうか。

(2)多くの企業では、「Order to Cash 」という、顧客の注文の管理、請求書の管理、支払いの確認、商品発想までのプロセスから始める企業が多いです。
 他の企業の成功事例を参考にしやすいからでしょう。

デジタル化の目的を明確にする。

(1)経営陣が、デジタル化の具体的な目的を設定する必要があります。

(2)例えば、顧客が商品を注文して、高品質を予定通りの日程で確実に受け取れるようにすること、でも構いません。

(3)企業が他社との関係で何を強みとするのか、確認しましょう。「品質が大切であれば、不良品を減らして品質をアップさせるのか。」「スピードが大切なら、納品までの期間を短くさせるのか。」「在庫のロスを無くして、財務を強化するのか。」目的を明確にしましょう。

デジタル化のプロジェクトチームを任命する。

(1)経営陣は、具体的な目標を設定します。

(2)経営陣は、目標や大まかな戦略を示しますが、その具体的な方法はプロジェクトチームに任せます。

(3)経営陣は、プロジェクトチームを支援しますが、細かい関与しません。プロジェクトチームから「経営陣の助けを借りたい。」と言われれば、必要な支援を行います。

(4)プロジェクトチームにふさわしい最初の人材を選ぶまでが経営者の仕事です。

(5)業務プロセスの見直しを検討させるのであれば、営業部、業務部、物流部、財務部のメンバーも参加させる必要があります。
 さまざまな各部門のメンバーを一つの部屋で一つのプロジェクトを任せましょう。

既存のプロセスの洗い出し

(1)まずは、既存のプロセスの洗い出しから始めましょう。

(2)製品の流れや、各部署でやり取りされているデータの流れの二つを確認します。

(3)各プロセスを文字化することか始めましょう。

プロセスのパフォーマンスの指標を決める

(1)どのプロセスがボトムネックになっているかを確認しましょう。
(2)顧客満足、クレーム率等の具体的な指標と、目標を決めましょう。

プロセスを実現する手段を検討する

(1)平準化、標準化など、一般的な効率化も考えます(商品ラインナップの見直し、無駄の排除)。

(2)IT化(AI活用)等いろいろな改善策を一から検討し直します。

プロセスを再設計する

(1)例えば、顧客の注文の管理、請求書の管理、支払いの確認、商品発想までのプロセスを再検討します。

(2)どこかの部署等で、試験的に実験しましょう。

(3)他の部署と比べて、どれだけ指標がアップするかを確認しましょう。

実装とモニタリング

(1)業務プロセスをデジタル化させ、新しいITツールを活用します。

(2)定期的に、指標を確認して、問題点を把握して改善を行います。

参考

 ハーバードビジネスレビュー2025年5月号38頁

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