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組織開発

【アジャイル】リーンスタートアップ、アジャイル

2024/04/13 更新

リーンスタートアップ、アジャイル

 リーンスタートアップ、アジャイルルは、商品を一定程度完成させれば、商品の販売(サービスの開始)を行い、顧客の反応を見ながら、改良を加えて完成させていく手法です。

完璧な事業計画が有効な場合

(1)供給量が不足し、「良いものを作れば売れる。」市場では、「計画的な製造」の方が有効です。
(2)大量生産するのであれば、人、金、資源を計画的に運用した方がコスト削減も可能になります。また、分業を化を進めることで、熟練者の育成も可能です。
(3)リーンスタートアップ、アジャイルの手法については場当たり的な側面は否定できず、無駄が生じます。

リーンスタートアップ、アジャイルが有効な場合

 全く新しい製品・サービスを生み出す場合や、市場ニーズが複雑な市場では、いろいろ試して正解を探すしかりません。このような市場では、リーンスタートアップ、アジャイルの手法が有効です。

無計画とは違う。

(1)アジャイルは、完璧を求めずにある程度の状態で商品化しお客様のニーズを聞いて、プロジェクトの中止、続行を判断していきます。

(2)大きなプロジェクトについては、プロジェクトを分割して、部分的に完成させたものを商品化できないかを検討します。大きなプロジェクトは、部分的に切り分けて、個別に商品化を検討します。

(3)「医療業界に、建築業界にある〇〇の方法を取り入れれば画期的な商品ができるはず。」等の仮説を立てて、その仮説の効果測定のために試験的な商品化を行います。

(4)考えてから走るのではなく、走りながら考えます。商品化後にも改善策(こうしら良くなるのではないか、という仮説を)を、いくつもストックしておきます。

(5)議論して優先順位の高い改善策を試していきます。データに基づいた議論をします。複数の改善策・解決策のうち、No1、No2の案を次々に試して行きます。

データの活用と、改善のスピードアップ

(1)アジャイルでは、「成功すると確信できる根拠(データ)がなくても、やってみる。」「その代わりに、進行中の状況については、モニタリングして、計画の中止、変更をスピーディーに行う。」ということです。

(2)失敗と成功のデータがしっかりと記録され、社員全員がアクセスできること、個々のチャレンジでの知見を全体が活かせる仕組みが必要です。

一貫したチャレンジであること

(5)数打てば当る方式ではありません。一貫したチャレンジであることが必要です。

(5)「医療業界に、建築業界にある〇〇の方法を取り入れれば画期的な商品ができるはず。」等の仮説を立てて、その実現のためのチャレンジとして行います。一貫したチャレンジであることが必要です。

アジャイルを支える組織

(1)アジャイルでは、上が決めて現場が動くのではなく、現場の意見がスピーディーに商品化される仕組みが必要です。
(2)現場の意見がバラバラでは、組織がまとまりません。トップが大きな意味での方向性を示します。社員はこれを理解しつつ、現場で個別の判断が許される仕組みが必要です。アジャイルは、エンパワーメントと親和的な概念です。

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