【不正と企業文化】不正と権力
2024/04/10 更新
不正と権力
（１）権力を持つと人は、他人のから注意されることが減って、結果として横暴になり不正を犯す人がおります。
（２）このタイプの人物は、気が大きくなって不正行為を繰り返し行う特徴があり、制度によって不正の予防が可能です。
匿名性を保障したアンケート調査
（１）権力を持つと他人を意見を言いにくい雰囲気を作ることが上手な人もいます。しかし、彼らの手口は、計画的なものではありません。
（２）匿名性を保障したアンケート調査を定期的に実施することで発見と予防が可能です。
マイノリティーの経営参加
（１）女性やその他、自分の立場で意見をいう自分（マイノリティー）を経営参加させることで不正防止に役立つことが報告されています。
（２）もっとも、多数の背景を持つ人物を経営に参加させれば、意見の統一等が難しくなる弊害がありえます。
参考
ハーバードビジネスレビュー２０２４年５月号８８頁以下
