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組織開発

【解決策】ハイブリッドワーク

2024/02/14 更新

ハイブリッドワーク

(1)リモートワーク(在宅勤務)と、オフィス勤務を織り交ぜたハイブリッドな働き方を活かす取り組みをハイブリッドワークと呼ばれています。
(2)柔軟な働き方と、企業の子育て支援は、「社員の生活への配慮」「優秀な社員が退職することを防ぐ」ための制度です。

新人社員には在宅勤務は不向きであること

(1)新人社員に、在宅勤務は不適切です。先輩の仕事のやり方を見たり、気軽に相談できる環境があって仕事を覚えたりしていくからです。

(2)仕事の内容にっては、そもぞも在宅勤務が相応しくない業種もあります。

在宅勤務するかどうか、選択権を与えるべきであること

(1) 在宅勤務 には、ある社員にとってはメリットとなり、ある社員にとってはデメリットとなります。リモートワークを認めないことに不満を抱く社員がいれば、リモートワークを命じられたことに不満を抱く社員がでてくることになります。したがって、リモートワークを導入する場合には、社員に選択権を与える必要があります。

(2)通勤時間2時間で、自宅でも仕事ができるAさんにとっては、通勤時間を削ることもできリモートワークを望むかもしれません。

通勤時間が30分で、2時に子供が学校から帰ってくるBさんは、自宅では仕事ができません。Bさんは、オフィス勤務を望むかもしれません。

コミュニケーション不足への配慮が必要であること

1人の社員でも在宅勤務を認めれば、組織全体のコミュニケーションを取ることが難しくなります。

例えば、1週間に一度、オンラインで、仕事について意見交換をする場や、職場で英語を勉強する場や、オンラインでのランチ会すること等を設けることが有益だと言われています。

コミュニケーション不足で、タスク管理にも問題が生じやすく、新しくタスク管理のソフトの導入を検討してもよいかもしれません。

管理職に高いレベルのマネージメントスキルが要求されること

(1)管理職が高いレベルのマネージメント能力がなければ、在宅勤務は上手く行きません。

(2)社員の孤立感を和らげるには、個別に社員と連絡をとって、「あの仕事ありがとう。」とプラスのレスポンスを返す必要があるでしょう。

(3)在宅勤務者の仕事は仕事内容で評価をする必要ができてきます。「労働時間」ではなく、「仕事」にフォーカスした公平かつ透明な評価が必要になります。

(4)全体での意見調整が難しくなります。したがって、社員同士の意思疎通に問題が生じていないか、管理する必要がでてきます。

(5)在宅勤務は新しい働き方であり、新しい取り組みをやっていかなければ上手く行きません。現場の意見を引き出し、それを改善に活かす力が必要になります。

イノベーションの加速させる必要があること

新しい働き方を進めるものであり、今までどおりの仕事のやり方をすれば失敗します。

新しいIT技術を試したり、社員のアイデアを吸い上げて会社のルールを改善したり等新しい取り組みが必要です。

仕事のやり方をどんどん変えていく必要があり、無駄な業務の削除や、自動化を進めていくことになります。

在宅勤務を活かした仕事を与えるべきであること

在宅勤務を活かした仕事のやり方もありえます。現場の業務を切り離された時間を有効活用します。

緊急だが、重要でない仕事、経営戦略の立案、業務の効率化、新規事業の立ち上げ、社員教育等を計画的に進めていくチャンスでもあります。

新しい働き方を推進させるべく、教育計画が必要になること

他社の取組を勉強したり、新しいIT技術を勉強したりする社員教育を計画する必要があります。

参考

 2021年8月号のハーバードビジネスレビュー

 リモートワーク(在宅勤務)について特集があり参考になります。

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