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組織開発

【生産性・利益率の向上】ボトムネックの改善

2023/11/07 更新

ボトムネック

(1) ボトルネックは、ある業務フローの中で、業務の停滞や生産性の低下を招いている工程・箇所のことをいいます。

(2)複数の過程を経る必要がある場合には、工場の生産性は、その一番遅い部分の生産性と同じなるはずです。

ボトムネックの理論

(1) 生産性の改善には、ボトムネック部分の改善をしなければ意味を持ちません。例えば、ある工程を自動化しても、従来、その作業を行っていた人員を削減できないのであれば、生産性を向上することはできません。
  ボトムネック部分の生産性は、工場全体の生産性とイコールとなります。ボトムネック部分の生産性の向上は、全体の生産性を向上することとイコールになります。

(2) ボトムネック部分の生産性は、工場全体の生産性とイコールとなります。ボトムネック部分の生産性をコントロールすれば、商品の製造のタイムスケジュールを管理することも可能になります。

(3)他の作業工程は、ボトムネックに合わせて生産調整をする必要があります。そうしなければ、ボトムネックの手前で、途中までの加工品の山が出来て、これを整理する別の仕事が発生してしまいます。また、在庫の増加はキャッシュフローに悪影響を与えます。

(4)ボトムネック部分の生産性は、工場全体の生産性とイコールとなります。ボトムネックの1時間当たりのコストは、工場の総運営の経費を1時間で割り戻した金額と同じです。ボトムネック部分の担当者を増やしたり、一部の部分を外注に回したりしてもコストの回収が可能です。(エリヤフ・ゴールドラット(原作) (ザ・ゴール  コミック版)

参考

 エリヤフ・ゴールドラット (著)、三本木 亮 (訳)「ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か 」

 エリヤフ・ゴールドラット(原作) (ザ・ゴール  コミック版)

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