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組織開発

【行動指針とビジョン】行動指針(クレド)とビジョン

2024/01/09 更新

行動指針(クレド)

(1)行動指針(クレド)は、ビジョン(ミッション)を実現するために、社員が守るべき行動指針です。

(2)社員が、行動指針(クレド)を守ることで、ビジョン(ミッション)を実現することができるものとなっていることが必要です。

行動指針(クレド)とビジョン

(1)ビジョン(コア・バリュー、ミッション)を実現するためには、具体的な行動指針まで落とし込みが必要です。

(2)社員には、ビジョン(コア・バリュー、ミッション)に納得してもらい、社員が守るべき行動指針に従ってもらう必要があります。

(3)逆に、行動指針は、これを社員が必死に取り組めば、(コア・バリュー、ミッション)を実現できる内容になっていることが必要です。

行動指針の決め方

(1)行動指針は会社の指針です。
 経営者は、行動指針に基づいて意思決定をします。また、その理由を行動指針を使って説明し、その説明を社員委周知しなければなりません。
 社員同士が、個別の判断について、「わが社は〇〇を目指す会社だるから、△△すべき」と話できるようにならなくてはなりません。

(2)行動指針は、現場で使うものですから、事業計画的な要素や、マーケティング的な要素を含んでもよいでしょう。
 例えば、「わが社は5年後に売上100億突破を目指すから〇〇しなくてはならない。」は、事業計画的な要素が強いかもしれません。しかし、日々の判断において、事業計画を意識しないわけには行きません。
 「マニュアルを作って、仕事のクオリティーを上げていくべきだから」というミッションかもしれません。

(3)行動指針は、経営者が社員に意識してもらいたいことを盛り込む必要があります。
 例えば、「利益率を30%を確保する。」でもかまいません。

行動指針を浸透させるために

 行動指針を浸透させるためには、以下の工夫が必要です。

1 手紙、ブログ、メルマガ、会社報を出す。

 経営者が従業員に対し、手紙、ブログ、メルマガ、会社報を書いてみるのもよいでしょう。

 経営者として、日々どう考えるのか、行動指針の言葉を用意して説明していきましょう。

2 行動指針に基づいて、経営判断する

 経営者は、個々の経営判断について行動指針に基づいて判断します。また、その理由を行動指針を使って説明し、その説明を社員委周知しなければなりません。

3 行動指針の観点から、仕事の意味を説明する

(1)仕事を依頼するときのルールとして、仕事の全体像を説明することをルール化させましょう。

(2)その中には、仕事の内容だけでなく、その仕事におけるミッションからの位置付も説明することをルールにしまよう

参考

 谷敏行「Amazon Mechanism (アマゾン・メカニズム) イノベーション量産の方程式」96頁以下

 アマゾンでは、社員同士の普段の会話で、行動指針について言及するレベルに行動指針を浸透していることが記載されています。

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