【両利きの経営】両利きの経営と、顧客視点
2024/01/11 更新
両利きの経営
(1)両利きの経営は、既存の事業を経営しながら、新規事業を開発する経営のことをいいます。
(2) 本質的には既存の事業の運営と新規事業の開発は矛盾することを指摘されています。
(3)これらの両立させるときには特別な注意点・工夫が必要であると指摘されています。
顧客視点
(1)新事業の経営者は、起業家のマインドを持っていることが必要です。社内から探すとすれば、変革の必要性を口にする社員がこれに当てはまります。
(2)スタートアップに必要な知識を持っていることが必要ですが、両利きの経営の場合、既存会社が自動車会社であり、新規事業が自動車に関連する事業であれば、自動車業界の知識は十分にあることになります。この場合必要なのは、消費者向けの立場で考えられる人材です。
参考
ハーバードビジネスレビュー2023年8月号98頁